磁場は常に渦巻の腕に沿って流れるだろうか? 渦巻銀河(M51)の我々のフェースオンの視界は、目を見張るほどはっきりした渦巻の波のパターンを提供している。電波望遠鏡で観測すると、その磁場はアームの湾曲をたどるように現れる。しかしながら、NASAの成層圏赤外線(SOFIA)天文台では、 M51 のディスクの外の端の磁場はアームを横断して織るように見える。磁場は一つの方向に並ぶ、赤外線光のポラロイドグラスのように働くダストの粒のように見える。ここに示されたイメージでは、この偏光から判定されるフィールド方向はアルゴリズム的につながり、流れのラインをつくっている。恐らく、このハッブル宇宙望遠鏡イメージに見える、フレームの左のコンパニオン銀河の重力の引きが混乱を拡げ、外の腕の予期せぬフィールドパターン(左上)をつくっている。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
<大判>: 大判はイメージをクリック。
<ひとこと>: 大判(2286x2857)では 一層くっきりした渦巻のパターンを見ることができます。
<お知らせ>: ① 今夜8時過ぎ、国際宇宙ステーションの遠征64飛行中イベント、野口聡一飛行士との中継放送があります。視聴は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。
➁ コロナが蔓延しています。「巣篭り需要」に応えるために、「新春特集」を連載しています。但し1月29日(金)終了です。
今日のテーマは「七つの岩のトラピスト1惑星は、類似した材料で構成されているかもしれない」