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1月17日: 雪に覆われた‎マドリード‎

2021年01月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2021年1月11日にヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル2ミッションでとられたスペインのマドリード。白黒で撮られたように見えるが実際には自然色。過去50年間で最大の降雪がこの地域を覆った。嵐フィロメナがスペインの一部を厚い雪で覆い、国の半分を警戒状態にした。最悪の被災地の一つであるマドリードは、空港が閉鎖し、列車はキャンセルされ、道路は封鎖された。この衛星画像は嵐が過ぎた後に撮影されたが、市の郊外にはまだ多くの雪が残っており、右上の空港の滑走路の一部はまだ雪で覆われている。イベリア半島の異常な寒さは今週後半まで続くと予想され、気温は -12°C に急落すると予測されている。 道路の障害物は処理されつつあり、食糧供給や Covid ワクチンなどの必需品は提供できるようになっている。ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクスセンチネル2は2機の衛星ミッションであり、各衛星は、13のスペクトル帯で地球の表面を画像化する高解像度カメラを搭載している。これらは赤道で5日間隔で全地球をカバーしている。

<出典>: 「センチネル2(Sentinel-2)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

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