このイメージに四つの月が示されているが、見つけることができるだろうか? 最初に、背景の最も遠くに、土星の最も大きな月、太陽系の大きな月の一つであるタイタン(注:暗く霞んでいる)がある。この永久に曇った世界のトップを横断する暗い形は北極のフードである。次の最も明らかな月は明るいディオネであり、タイタンの手前に見え、クレータと長い氷の崖を備えている。暗いエンケギャップを見せる土星のAリングを含む土星の広大なリングのいくつかが、左から突き出している。リングの外側の遠い右には、土星のFリングの構成に寄与している、差渡し81キロメートルのパンドラがある。四番目の月、土星のリングのエンケギャップの中を詳しく見ると、小さな点、パンを発見するだろう。土星の最も小さな月の一つ、35キロメートルであるが、パンは、比較的リングの粒のないエンケギャップを保つのに十分に役立っている。10年を超える探査と発見の後、カッシーニ宇宙船は2017年で燃料が尽き、土星の大気に入るように指示され、そこで確実に溶けた。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
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<お知らせ>: 1日打ち上げが延期された「スペースX」ドラゴンクルー2は、日本時間今夕国際宇宙ステーションに向けて打上げられます。なお、NASAテレビは打上からドッキングまで通して放送されます。中継放送は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。
また JAXA からも中継放送(Youtube)されます。打上は こちら(17時55分~19時10分頃) 、ドッキングはこちら(4/24(土)19:15~21:15) から。
<パーサビアランス特集>: マーズ2020ローバー、パーサビアランスの活動は、ホームページの特集「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」から。