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4月20日: 我々の太陽系に最も近い系外惑星/お知らせ

2021年04月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

このアーティストのコンセプトは、近くの星エプシロン・エリダンディ(Epsilon Eridandi)を周っている木星の質量の惑星である。それは 10.5 光年にあり、2007年に発見されたとき、我々の太陽系に最も近い知られた系外惑星であった。この惑星は、太陽と地球との近さ、また太陽と木星との遠さでそれを運ぶ、楕円軌道にある。エプシロン・エリダンディは僅か8億年の若い星である。それは、未だ、その星(注:恒星、親星)から320億キロメートルに広がるダストのディスクで囲まれている。この視界では、そのディスクは、ダストのディスクと同じ平面にある惑星の軌道からエッジ・オンで見られ、ダストを反映する線形のシートとして現れている。この惑星のリングと衛星は、この視界では仮定的ではあるが妥当である。我々が知るように、ガスの巨人のような惑星は、生命のための居住には適さないが、如何なる月(衛星)でも生命にふさわしい状況を持っているかも知れない。天文学者達は、2006年に、空を横断してゆっくり動くときの星の、見えない惑星の引きを測定するためにハッブルを使い、この惑星の質量と軌道の傾きを判定した。惑星の最初の証拠は天文学者達が2000年に測定した星のぐらつきに現れた。

<出典>: 「系外惑星(Exoplanets)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<お知らせ>: 昨日に続き、今日午後8時から、国際宇宙ステーションの野口聡一飛行士との中継があります。

<パーサビアランス特集>: マーズ2020ローバー、パーサビアランスの活動は、ホームページの特集「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」から。

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