NASAのルーシーミッションは、木星のトロージャン小惑星に向けて、フロリダ州ケープカナベラル宇宙ステーションの宇宙打上複合台41から、ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)のアトラスⅤロケットで、東部夏時間土曜日の5時34分(日本時間日曜日午前6時34分)に打上げられた。ルーシーは、今後12年間で、一つのメインベルト小惑星と、七つのトロージャン小惑星の傍らを飛び、多くの異なる小惑星を探査する、史上初の単一宇宙船ミッションになるだろう。ルーシーは、その旅の間に、これらの惑星形成の「化石」を間近で調査する。ルーシーは、6時40分(日本時間午前7時40分)に、NASAの深宇宙ネットワークに最初の信号を送った。宇宙船は、今、太陽を周回し、2022年10月の地球による重力支援に向かって、時速約 108,000 キロメートルで移動している。
類人の祖先の一つの化石化した骨にちなんで名付けられたルーシーミッションは、木星と太陽の周りの軌道を共有するトロージャン小惑星の二つの群れを科学者達が探査することを可能にする。
<出典>: 「ルーシー(Lucy)」
<大判>: 大判はイメージをクリック。
<ひとこと>: ルーシーミッションについては、10月11日と10月15日の記事も参考に・・・。また、類人の祖先の一つの化石化した骨「ルーシー」については こちら を参照。
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<火星探査>:
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