9月30日にコペルニクス・センチネル2号ミッションで撮影されたこのイメージは、スペインのラ・パルマ島で噴出した火山からの溶岩の流れを示している。溶岩の瀧が大西洋に流れ、海岸線の大きさを広げているのが見える。この「溶岩のデルタ」は、このイメージが撮られたとき、約20ヘクタールに達していた。9月19日、カンブレ・ビエハ(Cumbre Vieja)火山に亀裂が生じ、灰と溶岩の噴煙が空中に投げられた。溶岩は山を流れ、その道のすべてを巻き込んで、村を通って流れた。9月28日までに、6キロメートルの溶岩流が島の西海岸に達していた。赤く熱い溶岩がぶつかる場所、プラヤ・ヌエバ(Playa Nueva)地域では白い蒸気の雲が報告された。このセンチネル2号のイメージは、溶岩流を強調するために短波の赤外線チャネルを使用して、真の色で処理されている。センチネル2号ミッションでは、地球の土地と植生の変化を監視するために、13のスペクトル帯を備えた革新的な広域高解像度多スペクトル画像装置を運んでいる。
<出典>: 「今週のイメージ(Images in week : ESA)」
<大判>: 大判はイメージをクリック。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
<火星探査>
今日のテーマ: 数字によるマーズオデッセイ軌道船 (オデッセイ)
ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
<お知らせ>: コロナ禍による影響もあって、オンラインによるイベントが急速に増えています。今秋開かれるオンラインセミナー(あるいはシンポジューム等)の一部を、ホームページの「国内機関による中継とビデオ」にまとめています。
内容は確認され次第修正・追記していますので、適時ご確認をお願いします。具体的内容につきましては主催者のページで確認していただきますようお願いします。
なお、今日10月23日土曜日、国立天文台では、午前9時半から一日中、大掛かりなオンラインセミナーを開きます。詳細は国立天文台の「三鷹・星と宇宙の日2021」から直接ご覧ください。番組表はこちらから。