ヨーロッパ宇宙機関と日本宇宙航空研究開発機構のベピ・コロンボ宇宙船の、マーキュリープラネタリオービター(Mercury Planetary Orbiter:水星惑星軌道船)のイタリアのスプリング加速度計(ISA)に記録されたデータからつくられた、2021年10月1~2日の水星フライバイの影響を視覚化したスペクトログラム。この加速度計は、惑星を通り過ぎて飛んだときに宇宙船の振動と動きを記録した。これらの検出は人間の耳には聞き取れないが、この異なる出来事を視覚化するために、音響化され、周波数プロットされた。最初の二つの明瞭な音は、それぞれ、水星の影に入り出る宇宙船と一致している。これらは、宇宙船への太陽放射圧と、水星搬送モジュール(Mercury Transfer Module)の太陽電池板を叩く光子のフラックスの変化の結果である。言い換えれば、この宇宙船の質量の中心と姿勢制御システムの補償の僅かな変化である。(以下略)
<出典>: 「ベピコロンボ(BepiColombo)」
<音>: イメージをクリックして記録された音(.mp4)をお聞きください。
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<火星探査>
今日のテーマ: キュリオシティ、丘でダストデビルを見る (キュリオシティ)
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<お知らせ>: コロナ禍による影響もあって、オンラインによるイベントが急速に増えています。今秋開かれるオンラインセミナー(あるいはシンポジューム等)の一部を、ホームページの「国内機関による中継とビデオ」にまとめています。
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