2021年の晩夏、グリーンランド氷床の中央部の高地に雨が降ったことが史上初めて記録された。この異常な出来事に先立って熱波が起こり、その後、地表の雪と氷が急速に溶けた。2021年8月23日、ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル2号ミッションで撮影されたこのイメージは、この融解の厳しさを描いている。ヨーロッパ宇宙機関の市民のための科学計画の支援を受けた研究者達は、この融解を引き起こしたのは実際には雨ではなく、グリーンランドを流れる異常に暖かい「大気の川」であり、通常は融解期が終わりに近づいているときに強力な融解条件をもたらしたことを発見した。
<出典>: 「今週のイメージ(Week in images: ESA)」
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<火星探査>
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