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6月6日(月): フルフォーカスのウェッブ/火星探査

2022年06月06日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の配列が完了し、四つの強力な科学機器の、鮮明かつ焦点の合ったイメージを捕らえることが確認された。チームは決定会議を開き、次の最終段階の準備を進めることで合意した。この機器のセットアップとテストは、夏に科学的運用が始まるまで約2ヶ月かかる。ウェッブの全機器の望遠鏡の位置合わせが、天文台の全視野を捉えた一連のイメージに見ることができる。この各機器の視野に鋭く焦点を合わせた星の技術イメージは、望遠鏡が完全に整列し焦点が合っていることを示している。このテストのために、ウェッブはミルキーウェイの小さな衛星銀河である大マゼラン雲の一部を指し、全センサーに数十万の星の密なフィールドを提供した。ここに示されているイメージのサイズと位置は、望遠鏡の焦点面におけるウェッブの各機器の相対的な配置を表しており、それぞれが互いに僅かにずれた空の部分を指している。ウェッブの三つの機器には、 NIRCam (波長2ミクロン)、 NIRISS (1.5 ミクロン)、 MIRI (7.7 ミクロン)がある。ヨーロッパ宇宙機関の NIRSpec は画像装置ではなく分光器であるが、補正や目標集録のために、ここに示された 1.1 ミクロンのイメージなどを撮影することができる。望遠鏡の光学性能は、技術チームの最も楽観的な予測よりも優れている。(以上要点のみ、ヨーロッパ宇宙機関の記事から)

<出典>: 「ジェームスウェブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope : ESA)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: スーパーカム、イージスを初めて使う (パーサビアランス)

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