オーストラリア北西部のピルバラ(Pilbara)は、36億年以上の、地球で最も古い岩を露出させている。この鉄の豊かな岩は、大気の酸素と生命そのものの存在の以前に形づくられた。これらの岩には、34億5千万年の化石のストロマトライト(微生物シアノバクテリアのコロニー)が発見される。2004年10月に得られたこのイメージは、可視光線からサーマル赤外線波長領域までの14スペクトル帯と、そのおおよそ15~90メートルの高い空間分解能での、 RGB で示された ASTER (先進的宇宙熱放射反射電波計)の 4-2-1 帯の合成である。1999年12月18日にテラ(Terra)衛星で打上げられた ASTER は、地表の変化を図化し監視するために地球を撮っている。この装置は日本で造られた。米国/日本の科学チームが機器とデータの確認と較正を行っている。 ASTER の広いスペクトル帯と高いスペクトルの解像度は、科学者達に、地表のダイナミックな変化のマッピングと監視の重要な情報を提供している。
<出典>: 「地球(Earth)」
<大判>: 大判はイメージをクリック。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
<火星探査>
今日のテーマ: ジェゼロの環境プロット (インジェニュイティ)
ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。