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6月20日(月): 渦巻銀河 NGC 1512:内部リング/火星探査

2022年06月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

大部分の銀河はどんなリングも持っていない。この銀河は何故二つ持っているのだろう? 始めに、 NGC 1512 の中央近くの明るい帯は、銀河の中心を囲む、明るく最近形成された星達で輝くリング、核リング(nuclear ring)である。しかしながら、大部分の星達と付随的なガスとダストは、ここではイメージの端近くに見られる外のリングで銀河の中心を周っている。このリングは直観に反して内部リングと呼ばれる。更に詳細に見ると、この内部リングが、銀河を横断して水平に走る、中央のバーの端をつないでいるのを見るだろう。これらのリング構造は、長く続くプロセスにおける NGC 1512 自身の非対称によって起きると考えられる。星達の棒を含むこれらの銀河の非対称の重力は、ガスとダストを内輪から核リングに落下させ、このリングの星形成速度を高める。ある渦巻銀河は、また、更に遠くを周る第3のリングさえ持っている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: キュリオシティ、指のような岩を見る (キュリオシティ)

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