NASAの全球降水量観測ミッション:10年、10の物語
ハリケーンの覗き込みから、エルニーニョ関連の洪水や干ばつの追跡、災害対応の支援に至るまで、全球降水量測定(GPM)ミッションは軌道上で多忙な10年を過ごしてきた。
2014年2月27日に打上げられた、NASAと日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)共同のこのミッションの打上10周年を迎えるにあたり、世界最先端の降水衛星の一つであるこの衛星の10のハイライトを紹介する。
上の図---2014年3月10日、NASAのマイクロ波画像装置が日本の沖の太平洋で観測した温帯低気圧。1,NASAとJAXAの全球降雪衛星からの最初の画像の公開
打ち上げから1ヶ月も経たないうちに、NASAとJAXAはGPM主衛星が撮影した最初の画像を公開した。2014年3月10日、日本の東約1,600キロメートルの北西太平洋に発生したサイクロン内部に降る降水量を測定した。(図のリンク先 Youtube)
2,NASA、新ミッションからの初めての全球降雨・降雪マップを発表
約3時間ごとに世界のあらゆる地域を観測する衛星編隊からのデータを組み合わせて、 GPMチームは、雨と雪の嵐が地球上をどのように移動するかをマッピングした。科学者達は、地球の気候と気象システムの全ての要素と、それらが将来どのように変化するかを理解するために取り組んできたが、GPMは降水量の包括的で一貫した測定値を提供してきた。
以下、項目のみを掲載します。
- NASA、パートナーと協力してハービー(Harvey:嵐の名)への対応を提供する
- 洪水の予測(Youtube)
- NASA・太平洋災害センタ、地すべりの危険に対する意識を高める
- NASA、嵐を知るために宇宙からの雨粒のサイズを測定
- 衛星を使ってマラリアの流行を予測
- NASAの降水ミッションからの雨と降雪の20年
<出典>: Christina Campen(著者名です)
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