天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

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3月16日:磁気圏マルチスケール宇宙船打上られる

2015年03月16日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAの磁気圏マルチスケール(MMS:Magnetospheric Multiscale)宇宙船を搭載した、ボーイング社とロッキード・マーティン社の合弁事業であるユナイテッド・ローンチ・アライアンスのアトラスVロケットが、2015年3月12日木曜日に、ケープカナベラル空軍基地の打上複合施設41から打上げられた。NASAの MMS ミッションは、磁気再結合として知られるプロセスを通して、地球周辺の磁場が、どのようにエネルギーを爆発的に解放するかの神秘を調査する。 MMS は、宇宙の至る所で起きるこの基本的なプロセスの初めての3次元の視界を提供するために協同して働く4機の同一の宇宙船から成っている。

<出典>: 「今日のイメージ(Image of the day)」

<大判>: イメージをクリック

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3月15日:アイルランド、イギリス、スカンジナビア

2015年03月15日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAの宇宙飛行士テリー・バーツは、2015年2月6日に、驚くべきまた絶えず変化するオーロラの下での、月明りの夜の、アイルランド、イギリス、スカンジナビア半島のこの地球観測を捕えた。

<出典>: 「国際宇宙ステーションイメージギャラリ(ISS Image Gallery)」

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3月14日:金色のオーロラ

2015年03月14日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

国際宇宙ステーションの欧州宇宙機関(ESA)の宇宙飛行士サマンサ・クリストフォレッティは、2014年12月15日に、イングランド、バルト海エリア、ペルシャ湾と金色のオーロラの、この地球観測の写真をとった。サマンサはイタリアを代表する遠征42のフライトエンジニアである。

<出典>: ISS Image Gallery

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3月13日:遠征42、地球に帰る

2015年03月13日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAの国際宇宙ステーション遠征42指揮官バリー・ウィルモア、ロシア連邦宇宙機関のアレキサンダー・サモクチェフ、ロシア宇宙局のエレーナ・セロバとともにカザフスタンのジェズカズガンの近くに着陸するソユーズ TMA-14M 宇宙船が見られる。着地は東部夏時間午後10時7分(日本時間3月12日午前11時7分)であった。このトリオは2014年11月23日に国際宇宙ステーションに到着し、宇宙で167日を過ごし、約 7100 万マイルを周回した。

<出典>: 「今日のイメージ(Image of the day)」

<デスクトップ壁紙>: こちら(1600x900) から。

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3月12日:ドーン宇宙船から見たケレス

2015年03月12日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAのドーン(Dawn:夜明けの意)宇宙船は、矮惑星の周辺軌道を周る初めてのミッションになった。東部標準時3月6日金曜日午前7時39分(日本時間3月6日午後9時39分)ごろに矮惑星の重力によって捕えられたとき、宇宙船はケレスから約 61,000 キロメートルにあった。このケレスのイメージは、宇宙船が未踏の世界の軌道を完成する数日前の3月1日に撮られた。太陽から顔をそむける側に宇宙船の軌道を置くので、4月中旬まではケレスの大部分が影になる三日月として示される。ドーンがケレスの暗い側から出てくるときには惑星の低い軌道に降ろすので、より鋭いイメージが届けられるだろう。ケレスのこのイメージスケールはピクセル当たり 2.9 キロメートルである。ケレスは平均直径約 950 キロメートルである。

<参考>:ケレスは火星と木星の間の小惑星帯の矮惑星であり、ドーンはこのクラスの天体を周回調査する初めての宇宙船です。なお、彗星を周回調査する初めての宇宙船には欧州宇宙機関のロゼッタ宇宙船があります。

<出典>: 「今日のイメージ(Image of the day)」

<注>:イメージをクリックすると別の動画を示します。

 

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3月11日:海王星到着2時間前

2015年03月11日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

ボイジャー2号ロボット宇宙船は、1989年の海王星への最接近の2時間前にこの写真を撮った。海王星の大気に高く浮く、長い明るい色の蔓状の雲が初めて見られた。下の雲の上面に、これらの雲の影を見ることができる。 海王星の大気のほとんどは見えない水素とヘリウムで構成されており、海王星の青い色は少量のメタンの大気に由来して赤い光を優先して吸収する。海王星は太陽系で最も速い風を持ち、その突風は毎時2千キロメートル(秒速55メートル)に達する。天王星と海王星の雲のトップの下に存在する密度の高い熱い条件の下では、ダイヤモンドがつくられているかもしれないという推測が残されている。26年後のこの7月に、NASAのニューホライズンズが、初めて冥王星をズームアップする準備を整えている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<デスクトップ壁紙>: こちら(1600x900) から。

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3月10日: M106 :奇妙な中央を持つ渦巻銀河

2015年03月10日 21時04分08秒 | 天文・宇宙

渦巻銀河 M106 の中心に何が起きているのだろう? このイメージで示すように、星達とガスの渦巻くディスク M106 の外見は、核の近くの青い渦巻の腕と赤いダストレーンによって支配されている。 M106 のコアは、二つのジェットが銀河を走っているのが発見された電波とX線で明るく輝いている。異常な中央の輝きは、 M106 が、膨大な量の輝くガスが中央の大規模なブラックホールに落ち込んでいると考えられるセイファートクラスの銀河達の最も近い例の一つとしている。 M106 は NGC 4258 とも呼ばれ、比較的近い 2,350 万光年にあり、差渡し6万光年、小さな望遠鏡でもりょうけん座の方向に見ることができる。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック。

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3月9日:1966年2月26日、アポロ・サターン201打上

2015年03月10日 20時54分40秒 | 天文・宇宙

NASAマーシャルスペースフライトセンタ(MSFC)で開発された最初のサターン IB 打上船アポロ・サターン201(AS-201)は、フロリダのケープカナベラルから、1966年2月26日午前11時12分に離昇した。 AS-201 のミッションは、サターン 1B 打上船と、アポロのコマンドとサービスモジュールをテストする弾道飛行であった。これは、S-IVB ステージの液体水素/液体酸素推進による J-2 エンジンの初めての飛行テストを含む、 S-IB と S-IVB ステージの初めての飛行であった。その37分の飛行の間に、宇宙船は485キロメートルの高度に達し、射程に沿って 8,423 キロメートル旅した。

<出典>: 「今日のイメージ(Image of the day)」

<大判>: イメージをクリック

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3月8日:宇宙飛行士達、三回の船外活動のシリーズを完了

2015年03月08日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

3月1日日曜日、国際宇宙ステーションのテリー・バーツとバリー・ウィルモアは、8日間で3回目の船外活動のために宇宙ステーションの外に挑戦した。バーツとウィルモアは、 C2V2 と呼ばれる、訪問する宇宙船システムの一般通信に関連する、120メートルのケーブルといくつかのアンテナの設置を完了した。ボーイング社のクルー輸送システム (CST)-100 と「スペースX」社のクルードラゴンは、軌道の研究室とランデブーし、クルーを宇宙ステーションに届けるために、来たるべき年にこのシステムを使うだろう。

<出典>: 「今日のイメージ(Image of the day)」

<デスクトップ壁紙>: こちら(1600x900) から。

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3月7日:中国のロケット再突入

2015年03月07日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

2月23・24日、北アメリカの西半分の空の観察者達が火の玉と流星の壮観な集団を目撃した。それは中国のロケット本体、特に CZ-4B ロケットの第3ステージの再突入と崩壊であった。それは2014年12月に打上げられた地球観測衛星“遥感26号”であった。その輝く破片をアイダホのスピリッツ湖から Donny Mott が捕えた。彼は断片が飛んだ夜現地時間午後10時ごろにオーロラを見ていた。

<出典>:  Spaceweather.com.news

<大判>: Spaceweathercom ギャラリー から。

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3月6日:ハッブル、爆発する星のホーム、ダストの銀河を撮る

2015年03月06日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

ここに描かれている銀河は乙女座の NGC 4424 である。これは肉眼では見えないが、ここではNASA/欧州宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡によって捕えられた。このイメージでは明らかでないかも知れないが、実際には NGC 4424 は渦巻銀河である。このイメージではほぼエッジオンに見えているが、 上から見たときには、特徴的な渦巻の形を与える銀河の腕が中心のまわりに巻きついているのを見ることができるだろう。2012年に、天文学者達は、 NGC 4424 で、星の寿命の終わりを印す激しい爆発、超新星を観測した。超新星爆発の間には、多くの場合、一つの星が銀河全体より明るく輝く。しかしながら、爆発の10年前にとられた Sn 2012cg と呼ばれるこの NGC 4424 には超新星を見ることはできない。銀河の中央領域に沿ったダストの雲が遠い星達からの光をブロックして暗い一片をつくっている。 NGC 4424 の左に二つの明るいオブジェクトがある。明るい方は LEDA 213994 として知られる他の小さな銀河であり、 NGC 4424 に近いオブジェクトは我々のミルキーウェイの無名の星である。

今週は月曜日から今日までハッブル宇宙望遠鏡を特集しました。

<出典>: 「今日のイメージ(Image of the day)」

<デスクトップ壁紙>: こちら(1600x900) から。

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3月5日:カリーナ星雲のダストの柱

2015年03月05日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

このガスとダストの宇宙の柱は幅約2光年である。この構造は、南の空の約 7,500 光年に輝く、我々の銀河の最大の星形成領域カリーナ星雲の一つの中に横たわっている。この柱の入り組んだ外形は、カリーナの若く、熱い、大規模な星達の風と放射線によって形づくられている。しかし、宇宙の柱自体の内部は、構成のプロセスにある星達のホームである。実際に、透視する赤外線の視界( こちら を参照)は、この柱が、まだ隠された幼い星から外へ噴出した、二つの、狭い、エネルギーに満ちたジェットによって支配されていることを示している。ここに撮られた可視光線イメージは、2009年に、ハッブル宇宙望遠鏡の広域カメラを使ってつくられた。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<デスクトップ壁紙>:  こちら から。

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3月3日:アンテナ銀河を探査する

2015年03月04日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

南の星座からす座の約6千万光年で二つの大きな銀河達が衝突している。 NGC 4038 と NGC 4039 としてカタログ化されたこれらの二つの銀河の星達は、数億年間続く、重々しい大変動のコースで非常に稀な衝突をしている。しかし、分子のガスとダストの大きな雲は、この宇宙の残骸の中央近くで星の構成の凄まじい発症を誘発している。幅約50万光年の、この衝撃的な合成の視界は、また、重力の潮力によって事故の現場から遠く投げられた、新しい星団と物質を明らかにしている。この注目に値する協同のイメージは、ハッブル宇宙望遠鏡によって詳細に撮られた明るいコアと合成された、大規模で幽かな潮力の流れをもたらす大小の地上ベースの望遠鏡からのデータを使って構成された合成である。広がる弧の構造の外観は、この銀河のペアにアンテナの俗称を与えている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<デスクトップ壁紙>:  こちら から。

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3月3日: NGC 4676 :マウスが衝突するとき

2015年03月03日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

これらの二つの広大な銀河は、それぞれが他を引き剥がしている。長い尾を持つので「マウス」と呼ばれるそれぞれの渦巻銀河は恐らく既に他を通り過ぎた。二つの長い尾は、それぞれの銀河の遠近の部分の重力の引きの相対的な差によってつくられている。その距離が数億年を超え非常に大きいので、この宇宙の相互作用はゆっくりとした動きで起きる。 NGC 4676 は約3億光年離れたバーニスの髪(かみのけ座)の集団の方向に横たわり、恐らくかみのけ座銀河団の銀河達のメンバーである。この写真は2002年にハッブル宇宙望遠鏡によって撮られた。これらの銀河のマウスは、続く10億年の間に、それが一つの銀河になるために合体するまで、恐らく何回も衝突するだろう。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<デスクトップ壁紙>: こちら から

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3月2日:幽霊の光

2015年03月02日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAのハッブル宇宙望遠鏡は、数十億年前に重力で引き裂かれた、古代の銀河達から放出される星達のかすかな、気味悪い輝きを拾い上げた。この騒乱は、40億光年離れた、「パンドラ星団(Abell 2744)」と呼ばれる約500の銀河達の巨大な集団の内部に起きた。散らばった星達は、もはや一つの銀河でなく、集団の銀河達の間を自由に漂っている。孤児になった星達からの光を観測することによって、ハッブル天文学者達は、60億年の間に、六つほどの銀河達が集団の内部で引き裂かれたことを示唆する証拠をまとめた。

<出典>: 「イメージの宇宙(Space in Images);欧州宇宙機関」

<デスクトップ壁紙>:  こちら から。

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