3名の国際的なクルーが国際宇宙ステーションへの2日間の道のりの準備をしている。彼らを運ぶソユーズロケットは、今日、カザフスタンのバイコヌールコスモドロームで打上台に搬出された。ベテラン宇宙飛行士セルゲイ・ウォルコフは、東部夏時間9月2日午前12時37分(日本時間9月2日午後1時37分)に打上げられるソユーズ TMA-18M 宇宙船を指揮するだろう。欧州宇宙機関からの初めての飛行者 Andreas Mogensen およびカザフスタン共和国の Aidyn Aimbetov がステーションへの旅に参加するだろう。NASAテレビは打上とドッキングを中継放送するだろう。
<出典>: 「国際宇宙ステーションブログ(Space Station)」
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<参考>: 国際宇宙ステーションでは、今、長期間宇宙飛行の身体的影響を調査するために、米国・ロシアのベテラン飛行士各1名が一年間の予定で長期滞在しています。このため、今回の交替は変則的なものとなり、実質的な交代要員は1名で、他の2名は短期間滞在の後地球に戻る訪問クルー(visiting clue)となっています。訪問クルーは欧州宇宙機関およびカザフスタンの飛行士です。国際宇宙ステーションでは、これまで、先任クルーの3名が帰還後、補充クルーの3名が打上げられてきましたので、このところ宇宙ステーション滞在者は6名を超えることはありませんでした。しかし、この変則的な派遣によって、今回は、短期間、9名が国際宇宙ステーションに滞在することになります。なお、欧州宇宙機関の飛行士は単なる客員クルーではなく、滞在中、ヨーロッパのミッションを行う予定です。
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