NASAの宇宙飛行士シェーン・キンブローとペギー・ホイットソンは、3月30日に、7時間の船外活動で国際宇宙ステーションの外に挑戦した。この作業には、ドッキングポートを保護する米国のトランキリティモジュールの四つの熱シールドの設置が含まれていた。不幸なことに、船外活動の間に一つシールドが失われた。この失われたシールドはステーションの前方のある距離にあり、双眼鏡を通して地球からも見られた。
4月3日の夕方、オランダの Marco Langbroek は、キヤノン EOS 60D DSLR カメラと Samyang 1.4/85 mm レンズを使って、夜空のシールドの通過を撮った。一連の写真からのこのイメージに、左のイメージにこのシールドが微かな薄い筋として、その1分後の右のイメージにステーション自身が太い筋として続いている。このシールドは約 1.5×0.6 メートルであり、数ヵ月内に軌道から落下して大気で燃え尽きると予測されている。(ビデオは こちら から。)
宇宙には1~10センチの破片が約 750,000 周っており、何時か、これらの何れかが衛星に損害を与えるかもしれない。今月遅く、ヨーロッパ宇宙機関は、この話題の世界最大の集会、宇宙ゴミに関する7回目のヨーロッパの会議を開くだろう。
<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」
<大判>: イメージをクリック
<お知らせ>: 日本時間明日4月10日月曜日午後、国際宇宙ステーションの3名が地球に帰還します。詳細は「ホームページ」の 「国際宇宙ステーションは今」 から。中継放送時刻等は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。