天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

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6月15日(水): メシェ104、華麗な渦巻銀河/火星探査/お知らせ

2022年06月15日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

メシェ104は、ダストレーンの広いリングを示す、そのほぼエッジ・オンの隠されたプロフィールで知られている。星達の広がった中央のバルジに対してシルエットで見られるこの宇宙のダストの帯は、より一般的な名称“ソンブレロ銀河”を示唆するこの銀河に、広いつばの帽子のような外見を与えている。良く知られたこの銀河の鋭い視界は、10時間以上のハッブル宇宙望遠鏡のイメージ データからつくられ、 M104 の明るい中央のバルジの圧倒的まぶしい光によってしばしば失われるかすかな詳細を出すために処理された。 NGC 4594 としても知られるこのソンブレロ銀河はスペクトラム全体で見ることができ、中央の超巨大ブラックホールを有している。幅約 50,000 光年、 2800 万光年離れた M104 は、おとめ座銀河集団の南の端の最も大きな銀河達の一つである。このフィールドの視界のスパイクのある手前の星は我々のミルキーウェイの中に横たわっている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: このところ、ハッブル宇宙望遠鏡からのイメージに基づく記事が多数提供されています。ホームページの「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」から。

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<火星探査>

今日のテーマ: テルビー・クレーター内の堆積岩 (リコネッサンス)

ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。

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<お知らせ>: 「はやぶさ2」の成果論文が日本学士院紀要に掲載されました。 JAXAの発表から。 

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6月14日(火):  宇宙の蝶/火星探査

2022年06月14日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

この宇宙で赤い蝶のように見えるものは、実際には何百もの幼児の星の保育園であり、NASAのスピッツァー宇宙望遠鏡からの赤外線イメージ で明らかになった。公式には W40 と名付けられたこの蝶は星雲であり、新しい星が形成される宇宙空間のガスとダストの巨大な雲である。蝶の「翼」は、この領域で最も熱く、最も重い星から吹き飛ばされた熱い星間ガスの巨大な泡である。 W40 の翼を形成する物質は、イメージの翼の間にある密集した星団から放出されている。これらの恒星の中で最も熱く、最も質量の大きい W40 IRS 1a は星団の中心近くにある。 W40 は太陽から約 1,400 光年にあり、よく知られているオリオン星雲とほぼ同じ距離にあるが、これらの二つは空でほぼ180度離れている。

<出典>: 「星雲(Nebulae)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: 砕けた崖、層になった堆積物 (リコネッサンス)

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6月13日(月): 朝食前の惑星達/火星探査

2022年06月13日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

朝食の前にいくつの惑星を見ることができるだろう? オーストラリアの Tom Harradine は、木曜日の朝早く起き、太陽系の全てが夜明けの空に広がっているのを発見した。「この一つの写真の中に捕えられるのは、我々の太陽系の大きな惑星達であり東の夜明け全域に広がっている。水星、金星、火星、木星、土星は、肉眼でも見られ、 天王星と海王星は双眼鏡で見ることができる。」
五つの裸眼の惑星がこのように現れたのは2004年以来である。それらは太陽からの距離の順に列んでいる。朝が進むにつれて、水星はより高くに登り明るくなり、このグループを見るのを一層容易にする。特別な関心の日付は水星が太陽から最も遠くなる6月16日、また、早朝の合の連続となる月が惑星から惑星へ登る6月21日から26日である。

空はマップは次の図を参照。 6月10日 、 6月21日 、 6月22日 、 6月23日 、 6月24日 、 6月25日 、 6月26日

<出典>: 「スペースウェザーニュース(Space weather news)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 大判は原版(著作権に注意)。時差は13時間(日付のリンク先はおおよそ半日後の朝の図)です。

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<火星探査>

今日のテーマ: メリディアニ平原の砂丘 (リコネッサンス)

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6月12日(日): ナイルのデルタ

2022年06月12日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

イスラエル沖の地中海262マイル上空の国際宇宙ステーションから、ナイルのデルタが見られる。太陽の輝きが、ナイル・デルタのベース、 ロゼッタ と ダミエッタ(Damietta) とを照らしている。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

これまでに掲載した記事を見るには、ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。

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6月11日(土): 遠征67クルーと新鮮な果物/お知らせ

2022年06月11日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

遠征67クルーが、プログレス81号貨物船で最近届けられた、微重力状態で飛ぶ新鮮な果物とともにポーズをとっている。プログレス81号貨物船は、カザフスタンのバイコヌール・コスモドロームの打上に始まる3時間半の旅の後、国際宇宙ステーションのズベズダサービスモジュールの後部のポートにドッキングした。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 国際宇宙ステーションは、米欧ロが協調している、今日、極めて珍しい世界です。写真は左から、ロシア、ロシア、ヨーロッパ(女性)、アメリカ、アメリカ(女性)、ロシア(指揮官)の各宇宙飛行士。

<注>: 英語では国際宇宙ステーションに向かうクルーのグループを Expedition XX と呼びます。エクスペディション(Expedition)は遠征、長征等距離を表す概念を持つ言葉です。このページでは遠征××と表記しています。また、宇宙船などの統括者を Commander と呼びます。コマンダーは「命令を出す人」を意味し、一般的には指揮官または司令官と訳されます。ここでは指揮官と訳しています。

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<火星探査>

今日のテーマ: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

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<お知らせ>: 「はやぶさ2」が「小惑星りゅうぐう」から持帰ったサンプルの初期分析結果が「サイエンス誌」で発表されました。JAXAの発表は こちら から。

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6月10日(金): ドライアイスのように冷たい/火星探査

2022年06月10日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

毎年冬になると、火星の表面に二酸化炭素の霜(ドライアイス)の層が形成される。真冬に最大になり、この霜は極から中緯度にまで達し、暖かくなるまで持続する。ほとんどの場所では、これは地球上のカナダ南部に似た緯度約50度である。しかしながら、赤道に近い極に面した斜面では日光が少なく冷たいのでドライアイスの小さな斑点が見つかる。このイメージは火星の南半球で真冬に撮影されたものであり、南緯37度付近のクレーターを示している。南向きの斜面には斑点のある明るい霜があり、青が強調されている。この霜は斜面の多くの崖の中やその周辺で発生し、他のイメージでは崖に流れをつくっている。

<出典>: 「火星(Mars)」

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<火星探査>

今日のテーマ: 火星は片目を開けて眠る (マーズ・エクスプレス)

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6月9日(木): CMB 双極子:宇宙を通して急ぐ/火星探査

2022年06月09日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

我々の地球は落ち着いてはいない。地球は太陽を周っている。太陽はミルキーウェイ銀河の中心を周っている。ミルキーウェイ銀河は銀河達のローカルグループの中を周っている。そのローカルグループは、おとめ座銀河団の方向へ落ち込んでいる。しかしながら、これらの速度は、これらのオブジェクトの全てが宇宙マイクロウェーブ背景放射(CMBR)に対して相対的に動く速度より小さい。1993年の COBE 衛星からの全天マップでは、地球の方向へ動くマイクロウェーブの光は青色にシフトされ、それゆえにより熱く見え、一方、空の反対側へのマイクロウェーブ光は赤にシフトされ、より冷たい。このマップは、このローカルグループが、この原始の放射線と比較して、1秒あたり約600キロメートルで動いていることを示している。この高速は初期には予想されておらず、その大きさは依然として説明不能である。我々は何故それほど速く動いているのだろう? そこには何があるのだろう?

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

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<火星探査>

今日のテーマ: ユベンタ・カズマの際立った斜面 (リコネッサンス)

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6月8日(水): アルテミスⅠ月ロケット、打上テストのために再度打上台へ向かう/火星探査

2022年06月08日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

東部夏時間2022年6月6日、フロリダのNASAのケネディ宇宙センタで、移動式発射台の上のオリオン宇宙船を搭載したNASAの宇宙打上システム(SLS)ロケットが、続くウェット本番リハーサルのために宇宙船組立ビルディングを離れる。
NASAのアルテミスⅠ月ロケットは、次のウェット本番リハーサルの試みの前に、8時間の旅の後、午前8時20分ごろに、宇宙ポートの打上複合施設39Bに到着した。チームは、宇宙打上システムロケット(SLS)、オリオン宇宙船、打上台の地上支援設備の確認に取り組むだろう。

<出典>: 「今日のイメージ(Image of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: アルテミスⅠは今後の月有人探査に向けて、先ず無人で、月周回後地球に帰還する最初の宇宙船。ウェット本番リハーサル(wet dress rehearsal)では、ロケットに液体の推進剤(液体酸素、液体水素、その他)を充てんするテストが行われる。但し、点火は行われない。アルテミスⅠは先のウェットテストが不成功に終わり今回は2回目である。

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<火星探査>

今日のテーマ: ジェゼロ・クレータの激しい風を調査する (パーサビアランス)

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6月7日(火): 36億年のパステルカラー/火星探査

2022年06月07日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

オーストラリア北西部のピルバラ(Pilbara)は、36億年以上の、地球で最も古い岩を露出させている。この鉄の豊かな岩は、大気の酸素と生命そのものの存在の以前に形づくられた。これらの岩には、34億5千万年の化石のストロマトライト(微生物シアノバクテリアのコロニー)が発見される。2004年10月に得られたこのイメージは、可視光線からサーマル赤外線波長領域までの14スペクトル帯と、そのおおよそ15~90メートルの高い空間分解能での、 RGB で示された ASTER (先進的宇宙熱放射反射電波計)の 4-2-1 帯の合成である。1999年12月18日にテラ(Terra)衛星で打上げられた ASTER は、地表の変化を図化し監視するために地球を撮っている。この装置は日本で造られた。米国/日本の科学チームが機器とデータの確認と較正を行っている。 ASTER の広いスペクトル帯と高いスペクトルの解像度は、科学者達に、地表のダイナミックな変化のマッピングと監視の重要な情報を提供している。

<出典>: 「地球(Earth)」

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<火星探査>

今日のテーマ:  ジェゼロの環境プロット (インジェニュイティ)

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6月6日(月): フルフォーカスのウェッブ/火星探査

2022年06月06日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の配列が完了し、四つの強力な科学機器の、鮮明かつ焦点の合ったイメージを捕らえることが確認された。チームは決定会議を開き、次の最終段階の準備を進めることで合意した。この機器のセットアップとテストは、夏に科学的運用が始まるまで約2ヶ月かかる。ウェッブの全機器の望遠鏡の位置合わせが、天文台の全視野を捉えた一連のイメージに見ることができる。この各機器の視野に鋭く焦点を合わせた星の技術イメージは、望遠鏡が完全に整列し焦点が合っていることを示している。このテストのために、ウェッブはミルキーウェイの小さな衛星銀河である大マゼラン雲の一部を指し、全センサーに数十万の星の密なフィールドを提供した。ここに示されているイメージのサイズと位置は、望遠鏡の焦点面におけるウェッブの各機器の相対的な配置を表しており、それぞれが互いに僅かにずれた空の部分を指している。ウェッブの三つの機器には、 NIRCam (波長2ミクロン)、 NIRISS (1.5 ミクロン)、 MIRI (7.7 ミクロン)がある。ヨーロッパ宇宙機関の NIRSpec は画像装置ではなく分光器であるが、補正や目標集録のために、ここに示された 1.1 ミクロンのイメージなどを撮影することができる。望遠鏡の光学性能は、技術チームの最も楽観的な予測よりも優れている。(以上要点のみ、ヨーロッパ宇宙機関の記事から)

<出典>: 「ジェームスウェブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope : ESA)」

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<火星探査>

今日のテーマ: スーパーカム、イージスを初めて使う (パーサビアランス)

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6月5日(日): プログレス79号補給船、地球の大気圏に再突入

2022年06月05日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ロシアの国際宇宙ステーションプログレス79号補給船が、太平洋上空で燃え尽きる安全な終焉のために、地球の大気圏に再突入しプラズマの痕跡を残す。 (June 1, 2022)

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: この補給船は、6月1日に、国際宇宙ステーションの後部のズベズダ・サービスモジュールから切離された。

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<火星探査>

今日のテーマ: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

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6月4日(土): スターライナークルー船から撮られた「きぼう」実験棟

2022年06月04日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

“ボーイングの CST-100 スターライナークルー船”の窓からのこの図は、国際宇宙ステーションの JAXA の「きぼう」実験棟を示している。軌道を周回する研究所の主要な太陽電池アレイの一部も見える。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>:  CST-100 スターライナークルー船は、NASAの民間宇宙計画の下で、最近、無人で、国際宇宙ステーションへの往復試験飛行に成功した、スペースXクルードラゴンに次ぐ、ボーイング社の、宇宙飛行士達を送迎する目的を持つ宇宙船です。
このイメージは、スターライナー試験船が国際宇宙ステーションにドッキングしている間に(右下図)、スターライナーの窓から撮られた、日本の「きぼう」モジュールです。中央左上に「日の丸」が、中央右下に外部パレットが見えています。

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<火星探査>

今日のテーマ: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

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6月3日(金): NASAの視覚化、最も有名なブラックホールシステムを周る/火星探査/お知らせ

2022年06月03日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

太陽質量の約20倍以上で生まれた星達はブラックホールとしてそれらの生涯を終える。2015年まで、天文学者達がブラックホールを検出する主な方法は、コンパニオンの星と相互作用するバイナリシステムの調査であった。また、その最良の方法はX線調査であった。この視覚化は、我々のミルキーウェイ銀河と、確認された星の質量のブラックホールを有する最も近い隣人大マゼラン雲の、22のX線バイナリを示している。これらのシステムは、同じ物理的なスケールに現れており、それらの多様性を実証している。それらの軌道の動きは約 22,000 倍に加速され、その視野角は我々が地球から見る様をなぞっている。ブラックホールは、恒星と対をなすと二つの方法で物質を集める。多くの場合、ガスの流れは星からブラックホールに直接流れる。最初に確認されたブラックホールシステムはくちょう座 X-1 のような他の星では、星の風(stellar wind)と呼ばれる密度の濃い流出を生み、そのあるものはブラックホールの激しい重力を集める。この視覚化の中心にある大きなシステムである GRS 1915 でどのモードが使われているかについては明確なコンセンサスはない。それがブラックホールに達し、ガスが軌道に入り、降着円盤と呼ばれる幅広い平らな構造を形成する。 GRS 1915 の降着円盤は、水星と太陽の距離より大きく拡がっているかもしれない。(以下略)

<出典>: 「ブラックホール(Black Hole)」

<動画>: イメージをクリックして Youtube から。

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<火星探査>

今日のテーマ: メイブン宇宙船、科学と運用を再開し、セーフモードを終了する (メイブン)

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<お知らせ>: 5月31日の記事で、アメリカ大陸を中心に大型の流星雨が見られるかもしれないと発表がありましたが。観測では、少量の流星が確認できたに留まりました。ホームページの 特集「来週、流星爆発の可能性」 、その結果 「アストロサイエンス(6月3日)」 から。

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6月2日(木): ジュノ、木星の雲のトップをかすめる/火星探査

2022年06月02日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2022年4月9日、NASAのジュノーミッションが41回目の木星の近接フライバイを終えたとき、その JunoCam 装置は、宇宙船がどのように見ているかを捉えた。市民科学者 Andrea Luck は、生の JunoCam 画像データを使用してこのアニメーション・シーケンスをつくった。直径約 140,000 キロメートルの木星は、太陽系最大の惑星である。4月9日の最接近で、ジュノは、木星の様々な色の雲の頂上から 3,300 キロメートル以上上空にいた。その瞬間、それは惑星に対して、時速約 210,000 キロメートルで移動していた。対照的に、最接近時、ジュノは、静止軌道上の衛星よりも木星に10倍以上近く、アポロ計画が地球を離れて月に向かっていたときの約5倍の速度で移動した。 JunoCam の生画像は、一般の人々が こちら から画像を処理することができる。

<出典>: 「木星(Jupiter)」

<動画>: アニメーション動画はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: マーズヘリコプター、記録飛行のビデオを撮る (インジェニュイティ)

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6月1日(水): グリーンランドの氷床融ける/火星探査

2022年06月01日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2021年の晩夏、グリーンランド氷床の中央部の高地に雨が降ったことが史上初めて記録された。この異常な出来事に先立って熱波が起こり、その後、地表の雪と氷が急速に溶けた。2021年8月23日、ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル2号ミッションで撮影されたこのイメージは、この融解の厳しさを描いている。ヨーロッパ宇宙機関の市民のための科学計画の支援を受けた研究者達は、この融解を引き起こしたのは実際には雨ではなく、グリーンランドを流れる異常に暖かい「大気の川」であり、通常は融解期が終わりに近づいているときに強力な融解条件をもたらしたことを発見した。

<出典>: 「今週のイメージ(Week in images: ESA)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: エアーフィールドDのインジェニュイティ (インジェニュイティ)

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