撮影1日目

2011年08月06日 14時00分00秒 | 豪州遠征
朝ブリスベン空港に到着し、レンタカーを借りてバラディーンに移動しました。
ツインスターゲストハウスに到着したのは午後2時頃。天気は晴れ。

庭から撮影しました。ドームの中には鏡以外は自作された46cmのドブソニアンが入ってます。

夕方になるにつれ雲はなくなりますが、野焼きをしてる煙が低空に見えました。
これがのちにこちらに流れてきて、透明度を悪くします。
撮影場所はツインスターゲストハウスの横にある土地で行いました。

撮影地の様子です。中央の木のすぐ左が南になります。
機材はGPD2台を豪州に持ち込みました。
左側がガイドパック仕様のGPD,右側がGPD赤道儀で、DD-3コントローラーを使ってオートガイドができるようにしてます。
初日はガイドパック仕様のGPDを使いました。撮影地までは長い電源ケーブルをかりて、冷却カメラ等の電源を確保しました。

南半球は冬なので、18時半ぐらいには撮影可能になります。18時前にはケンタウルスαが見え、その後南十字星の星も見え始めます。
カノープスが西の低いところに見え、すぐ沈んでいきました。西を見ると60度ぐらいの高さまで黄道光が見えています。
さすがに初日は極軸合わせに苦戦しました。極軸を合わせて撮影を始めてすぐサッカー場の明かりがつきましたが、予報では最初の2日間しか天気が良くなさそうだったのでそのまま撮影を続行しました。

冷却60D+EF35mmで撮影

冷却X2+タムロン17-50mmで撮影。50mmで撮影。
最初はやはり南天銀座の辺りです。すでに西に傾いているので早く撮らないと木にかかってしまいます。


冷却60D+EF10-22mmで撮影。デヒュージョンフィルターを30秒だけ使用。


南天を冷却60D+EF10-22mmで撮影。南の低いところにある雲みたいなのが大マゼラン星雲。少し高いところにあるのが小マゼラン星雲です。この日は煙のため透明度が悪く、肉眼でははっきり見えませんでした。左下の明かりは小学校の明かりです。防犯対策に一晩中ついています。

明け方には大小マゼランも高く昇るので一緒に入れて撮ってみました。


どの画像も煙のためかカブリがひどく、処理に苦戦しました。
ちなみに朝の気温はマイナス5度。冷却60Dもマイナス20度まで冷えていました。
鹿児島では経験しないような寒さでした。

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