のあ いちい ワールド

ここは、物書き「のあ いちい」の、人間世界とそれ以外の宇宙人について多くふれるブログです。

◆新型コロナウイルス 情報チェック!

2020-05-06 18:27:52 | 健康管理
◆新型コロナ対策「PCR・抗体・CT」検査とパルスオキシメーター 
ここでは、岩田健太郎教授による新型コロナ対策「PCR・抗体・CT」検査についての、
PCR検査とパルスオキシメーターについてふれます。

岩田健太郎教授・感染症から命を守る講義(By BEST TIMESで配信されたもの)
を読み、共感できたところを以下に記します。

◆新型コロナ対策「PCR・抗体・CT」検査はよく間違える。
「新型コロナウイルス」の検査における偽陰性、偽陽性の落とし穴

=検査では証明できない=

今回の新型コロナウイルスの感染経路は非常に分かりやすくて、
感染者がどういうクラスターとして感染したかも8割ぐらいは見つけることができます。
じゃあ逆に、すでに分かっているクラスターから外れていたら感染を否定できるかというと、
それはもちろんできません。これまでに知られていないクラスターの可能性がありますから。
さらに、症状も初期は風邪と見分けがつかない、特徴がはっきりしないものなので、
「この症状だったらコロナじゃない」というのもなかなか言えないんです。

クラスターからも症状からも、「新型コロナウイルスに罹っていない」ことは診断できない。
それなら検査ならできるか、というと、
残念ながら検査で分かるのは「新型コロナウイルスに罹っていること」であって、
「罹っていない」ことは証明できません。
というのも、
検査方法としてよく名前が挙がっている「PCR」の感度が6~7割程度しかないからです。
感度というのは、
要するに病気の人を100人集めたら何回PCRが陽性になるか、
ということです。

PCRとはPolymerase Chain Reaction(ポリメラーゼ連鎖反応)の頭文字で、
特定の遺伝子を捕まえて増幅させる技術です。
なので、対象がウイルスじゃなくても、遺伝子さえ持っていれば、
例えば人の遺伝子に対してもPCRを使うことができます。
PCRによる検査では、この新型コロナウイルスに特徴的な遺伝子の配列を探してきて、
対になっている遺伝子を分離させ、
ポリメラーゼという酵素の働きを利用して遺伝子を増幅させます。
こうやってウイルスの遺伝子を増やし、見える形にしてあげて写真を撮り、
ウイルスがいるかいないか判断する、というのがPCRの原理です。

この手法にはいくつか問題があります。
一番の問題は、遺伝子が拾えなかったら見つからないということです。
新型コロナウイルスの検査の場合は喉をこすってサンプリングするのですが、
そこで拾えた遺伝子の量が足りない場合と、そもそも喉にウイルスがいない場合があります。
ウイルスは人間の細胞の中にいますから、
細胞から外に出ているウイルスの遺伝子を捕まえてやらなくてはいけないんですが、
感染していても細胞からなかなか外に出ずにサンプリングできないことがあるんですね。
あるいは、ウイルスが喉にいなくて肺の中に入ってしまっていると、
当然喉をこすっても捕まりません。

というわけで、PCRによる検査では偽陰性、
つまり体内にウイルスがいるんだけど検査で捕まらないことがしばしば起きます。
これは今回のウイルスに限った話ではなくて、
これまでに知られている感染症でもしょっちゅう起きてきたことです。

☆岩田健太郎  教授 診療科長
島根医科大学(現:島根大学医学部)卒
コロンビア大学セントルークス・ルーズベルト病院内科研修医
ベスイスラエル・メディカルセンター感染症フェローを経て
神戸大学大学院医学研究科教授(微生物感染症学講座感染治療学分野)、同大学医学部附属病院感染症内科診療科長
・専門
感染症全般(HIV/エイズ含む)、熱帯医学、旅行医学、バイオテロ対策
・資格
米国内科専門医、米国感染症専門医
国際旅行医学会旅行医学認定TM
ロンドン大学熱帯医学衛生学校感染症学修士
日本内科学会認定内科医
日本内科学会認定総合内科専門医
日本感染症学会認定感染症専門医・指導医
日本東洋医学会認定漢方専門医
ICD制度協議会認定Infection Control Doctor
日本化学療法学会認定抗菌化学療法指導医
CERTIFIED IN INFECTION CONTROL(CIC)
英語による診療も可

◆次に、パルスオキシメーターについて、宮坂勝之・聖路加国際大学大学院名誉教授が、
ヨミドクターで述べていたことを抜粋して記します。


新型コロナ肺炎で自宅待機中の方の死亡や、
行き倒れ、また入院後あっという間に進行した有名人の死亡などが報道され、
国民の間に不安が広がっている。
医療従事者たちは、今こそ、新型コロナ肺炎の隠れ低酸素症「サイレントハイポキシア」の存在に注目すべきだ。
それが引き起こす深刻な事態の防止には、
正しい理解に基づくパルスオキシメーター(指先に挟むだけで動脈血の酸素量を測れる装置)の使用が、
極めて重要な役割を持つと考えられる。

宮坂教授は、新型コロナ肺炎に呼吸困難を感じない「隠れ低酸素症」の可能性に警鐘を鳴らしています。

新型コロナ肺炎は未知のことが多く、
日本の経験だけで断定的なことは言えないが、海外の同僚からの情報も、
次のような印象を裏付けている。患者が新型コロナ肺炎にかかったとしても、
呼吸困難感(息苦しさ)を訴えることが少ない可能性があることだ。
そのため、本人が発症に気づかず感染源になったり、
医療者も進行に気付かず、「突然の悪化」だと感じたりしていると推察される。
どのくらいの人に、いつそうした問題が起きるのかは分からないし、
その理由がなぜかも推測の域を出ない。
しかし、人間に備わった呼吸に関する二つの独立した調節機能、
すなわち「動脈血の酸素を適正に保つ機能」と「炭酸ガスを適正に保つ機能」のうち、
片方だけが働かなくなる場合があることと関係がありそうだ。

新型コロナウイルスは、気道や肺胞周辺の細胞に入りこみ、
酸素の取り込みを妨害する。
動脈血中の酸素の変化を感知する受容体(センサー)は、
大動脈や 頸けい 動脈に接して存在し、迷走神経や 舌ぜつ咽いん 神経を介して、
延髄えんずいにある呼吸中枢とつながっている。
ウイルスによりセンサー機能が障害され、
身体が酸素不足を認識できない可能性が生じうる。
それらの神経経路が、味覚や嗅覚の経路と共有されていることも、
新型コロナ肺炎との関係を疑わせる。
新型コロナ肺炎はSARS(重症急性呼吸器症候群)とは違い、
細い気道が特に詰まりやすく<、重症の酸素不足になりやすいともされる。
酸素不足に対応できないことは、新型コロナ肺炎特有の病状の一つなのかも知れない。

炭酸ガスがたまってしまった慢性肺疾患の場合、炭酸ガスセンサーが機能せず、
呼吸の調節は酸素の量の変化だけで行われているため、
ほんの少し酸素を吸うだけで呼吸中枢が十分だと思ってしまい、
呼吸が止まることがある。
また、麻酔から覚める時に、意識はあるのに、
呼吸が酸素不足に反応しない場合がある。
ほとんど心臓が止まるほど、あるいは意識を失うほどの低酸素状態になっても、
呼吸困難感を訴えないことがある。
新型コロナ肺炎は、まさにこの状態に似ている。
致死的に低い酸素レベルにもかかわらず、
普通に携帯電話で話をしていた例も知られているが、
私も麻酔から覚めかけの患者で同じような状態を見たことがある。

麻酔の場合は、こうした生理学を熟知した麻酔科医が深刻な事態の発生を防止していて
心配はないが、その際の頼りはパルスオキシメーターである。
一見、元気そうであっても、急変が伝えられる新型コロナ肺炎患者の場合、
パルスオキシメーターが連続的に使用されていれば、
低酸素状態を早期に発見できた可能性がある。
しかし、そのためには、医療者が重症患者で使う際と同様な使い方をすることが必要で、
体温計のような一日2回といったチェックでは不十分だ。
数値の変化をしっかり評価できる知識も必要となる。

パルスオキシメーターは、
目にみえない微弱な拍動信号を何千万倍も増幅して得られた、
人工的な数値を示している装置である。
それだけに、循環(手指の温かさ)や体動(手足の動き)の影響を受けやすい。
医療用の装置はだいぶ改良されているが、それでも心臓による拍動と、
体動がもたらす拍動との区別は難しい。
数値を一人歩きさせ、明らかな異常値を見過ごしてしまっては、
元も子もない。
新型コロナ肺炎で要経過観察とされた患者には、正しい使い方を指導した上で(これが重要)、
パルスオキシメーターで頻繁に測定する体制を作ることが、
サイレントハイポキシア対策の切り札となる可能性がある。

日常生活で、健康な患者に使われる目的で広く普及しただけに、
病気の患者での使用には特別の注意が必要なことを忘れてはならない。
このパルスオキシメーターは、日本光電工業の青柳卓雄博士の発明(1974年)によるものであり、
今では毎日、全世界で何百万人もの命を守っていることは、
日本人として大きな誇りである。
世界の医療者からノーベル賞目前とされていた青柳博士は、
残念なことについ先日(4月18日)に、84歳で惜しまれつつ逝去された。

☆宮坂勝之(みやさか・かつゆき)聖路加国際大学大学院名誉教授
1944年 長野県生まれ。信州大学医学部卒業後、国立小児病院麻酔科、フィラデルフィア小児病院、
トロント小児病院集中治療部員、国立成育医療センター手術・集中治療部長、
長野県立こども病院院長、聖路加国際病院周術期センター長などを経て、
2018年から聖路加国際大学大学院名誉教授、20年4月から和洋学園大学学長補佐。

!(^^)!たのしい健康ページ


大学生の2割が過敏性腸症候群(IBS)

2015-06-26 09:18:11 | 健康管理
大学生の2割が過敏性腸症候群 学業や就職に不安

ヨミドクターで、この記事を読み、個人的にはとてもあてはまると思い、
ここでふれることにしました。

大学生に限らず、この種の不安をいだいている人は、けっこういるのではないかと思いますね。

今回は、
長崎大の田山准教授らが中心になって調査したした結果ですね。

下痢や便秘やそれに伴う腹痛や腹部不快感が、長期に繰り返す過敏性腸症候群(IBS)。
近年はIBSと診断される人が若い女性を中心に増えているという。

長崎大学教育学部の田山淳・准教授らは国内8大学と共同研究を行い、
大学生の2割以上がIBSの症状に悩んでおり、症状がない学生に比べて学校生活にリスクを抱える人が1.6倍、
就職への不安を持つ人が2.2倍多いことが分かったという。

「下痢型」でより強い不安

IBSは、下痢や便秘を慢性的に繰り返すにもかかわらず、検査をしても腸の異常は認められない病気だという。
ストレスが主な原因と考えられている。
おなかの張りや気持ち悪さ、おなかが鳴るといった症状があり、排便によって症状が軽くなることがあるが、
急にトイレに行きたくなるため、症状がひどい場合は学校や会社に行けなくなるなど、生活の質(QOL)を低下させてしまう。

田山准教授らは2013年5~12月に、
長崎大をはじめ国内8大学に通う18~25歳の大学生1,663人(男性61%、平均年齢19歳)を対象に、
IBSの診断基準に当てはまるかどうかをアンケート調査した。


◆IBS診断基準:
過去3カ月間、月に3日以上にわたって腹痛や腹部不快感(痛みとは表現されない不快な感覚)が繰り返し起こり、
次の項目の2つ以上がある
1.排便によって症状が軽減する
2.発症時に排便頻度の変化がある
3.発症時に便形状(外観)の変化がある

その結果、IBSに当てはまる学生が21%(341人)いることが分かった。
年齢や性別、学部の影響を除外して分析したところ、IBSに当てはまる人では、
そうでない人に比べて学生生活に不安を抱いている割合が1.62倍、就職に不安を抱えている人が2.16倍だった。

 IBSは排便状況によって、便秘型(IBS-C)、下痢型(IBS-D)、混合型(IBS-M)、分類不能型―の4つに分類されるが、学生生活への不安は下痢型、就職への不安は分類不能型で特に強い傾向にあったという。

田山准教授らは今後、今回の調査をもとにした支援プログラムの作成や研究を続ける予定としているとのこと。

医療機関と医師



認知症と呼ばれる病気は14種類

2014-07-30 14:39:50 | 健康管理
14種類の認知症、アルツハイマー病が60%、という記事に、ヨミドクターを読んでいてぶつかりました。

以下、森啓教授よりのご案内です。

認知症と呼ばれる病気には14種類ある。

認知症というと、アルツハイマー病が頭に浮かぶ。確かにアルツハイマー病が一番多くて、全体のだいたい60%を占めているが、残り40%がアルツハイマー病以外の病気なので、その認知症がどういう原因で発症しているかを見極める必要がある、と。

アルツハイマー病以外に主なもので、どんなものがあるかというと、
脳血管性認知症、ピック病、水頭症、レビー小体病、パーキンソン病認知症複合病など。

認知症は、「治る、よくなる認知症」ものと「現段階では治らない認知症」の2種類に分けることができる、と森啓教授。
アルツハイマー病や脳血管性認知症は治らないが、治るものには突発性正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫、脳腫瘍、甲状腺機能低下症、ビタミン欠乏症、中毒障害などがある、と。


 また、脳のどの部分がやられるかによって、病気の種類が違ってくる。

人格、性格、計算、計画立案をつかさどる前頭葉の前頭前野がやられると、ピック病になる。
急に大声で騒いだり、駐車している人の車を無理やり開けようとしたり、意味不明な行動が目立ったり、万引きなどの反社会的な行動に出ることもある。

 一方、記憶に重要な役割を果たす海馬や側頭葉、辺縁系がやられると、アルツハイマー病になる。

 脳のどこがやられているかを調べるために、認知症の診断に脳画像が必要かというと、必ずしもそうではなく、
問診だけで、8割は正確に診断することができ、残る2割程度のケースで「ひょっとしたら、ほかの病気かもわからない」という時に、脳画像の検査を行うとのこと。

加齢が最大の原因

2012年時点で国内の認知症の人が462万。
もうすぐ認知症に移行するMCI(前駆期=軽度認知障害)と呼ばれる段階の人が2012年時点で400万人で、
合わせると862万人。今や、認知症は、ありふれた病気になってきた、と。

増えた理由は、日本人が長生きするようになったから、と森啓教授。
80%から90%は加齢によるものだと。

その他の原因として、まず遺伝子の変異が挙げられる。
家族歴や遺伝歴によって、必ず認知症になるという場合。
ただ、人数は非常に少なく、去年の調査では、日本全国で多く見積もっても3000人程度だと推計されている。

次に、遺伝的危険因子が上げられる。
認知症に関係する遺伝的危険因子としては、二つあり、

一つがアポリポたんぱく質E4、そしてもう一つが、女性とのこと。
この一番大きな理由は、女性の方が男性よりも長生きするということ。

その他、発症リスクと関連しているとされるX染色体が女性の方が男性よりも多いということと、
更年期に閉経を迎えた後のホルモンバランスの崩れが危険因子として作用していることも分かってきた、と。

さらに、環境的危険因子。
これは、糖尿病や高血圧などの生活習慣病が挙げられる。

また、怠惰な生活習慣として、運動をしないとか物事を考えないとかも問題。

そのほかに、ボクシングなどのスポーツによって起こる脳震とうなどの外傷、
それに「教育歴」。これは学歴のことを言っているのではなく、普段の生活でどれだけ頭を使っているかということだという。

☆ 森 啓(もり・ひろし) 大阪市立大学医学部教授(脳神経科学)
1974年 大阪大学理学部卒 1979年東京大学大学院博士課程修了
1987年 ハーバード大学ブリガム婦人病院研究員
1991年に東京大学医学部脳神経病理学教室助教授
1992年に東京都精神医学総合研究所分子生物学室長
1998年から現職
2009年から日本認知症学会理事長

医療機関と医師


甘夏みかん、ビタミンCで元気回復!

2014-05-01 13:36:29 | 健康管理
齢と共に季節の激変について行かれなくなっていますが、

これは、地球温暖化の影響というのですが。

極端な暑さ、寒さ、集中豪雨、竜巻・・などを繰り返し、大きな流れは温暖化へと向かっている。

それにしても、地球人は生き残れるのかな? と、世界の混乱を見て思いますね。

でも、生きている間は、元気でありたいですね。

このところの私を元気にしてくれているのは、以下の物です。



甘夏みかん!

以前は、スーパーか果物屋さんで買っていたのですが、
今年からは、

商号 株式会社 カメガヤ
(Fit Care DEPOT という案内板が出ています)ですね。

新鮮なものを少し安く販売していますね。
最近は、バナナ、りんご、野菜もこちらで買っています。
比較的近いのと、新鮮で価格が安い、のが何よりの魅力ですね。

これは、熊本産の甘夏です。柑橘類は子供の頃から好きで、これは私好みの味です。

夏みかん1個は、300~400g
可食部は55%で、165~220g
カロリーは、66~88kcal

ビタミンC、葉酸、ビタミンB1、銅、食物繊維総量、カリウムなどが含まれています。

夏みかんの可食部 150g (約1個弱)で、1日の推奨量に対し、以下の割合を摂取できるとのこと。


ビタミンC 57%
葉酸 16%
ビタミンB1 11%
銅 11%
食物繊維総量 11%
カリウム 10%
パントテン酸 9%
ほか

ビタミンCが多いので、気持ち的にも元気になります。
これ、癌の抑制効果があると言われますね。

ビタミンCとビタミンA

今は、これが私を助けてくれています。

医療機関と医師と診療



首・肩こりと鬱病

2013-11-28 15:35:44 | 健康管理
首こりがうつ病と関係している、という立場をとる医師(松井孝嘉医師)がいらっしゃいますが、

私の場合、首こり、肩こり、頸椎症とうつ病が関係している、
といえるかもしれません。

もちろん、
うつ病をどのように定義するかという問題があります。

生井隆明(生井ストレス科学研究所)さんは、うつ病は病気ではない、ストレスを解決するキーワードが見つからないからだ、という趣旨のことを言います。
だから、薬を飲んでも、根本から治すことは出来ない。つまり、カウンセリングでするべきだと。

確かに、世の中が不安に満ちているから、ある人にとっては、解決となるキーワード、自らが納得できる解答が得られず、神経だけを酷使して病気状態に落ちてしまうのだと思います。敗戦後、価値観が定まらない、試行錯誤の状態が続いていますからね。

ところで、現代人は前傾姿勢でパソコンをして、私のように頸椎症(脊柱管狭窄症)になり、自律神経失調の症状が多々出ている方も多いのかもしれません。

人によりストレスの原因はそれぞれだと思いますが、結果として、
首こり、肩こりの状態がつづき、病院やクリニックへ行くと、
うつ病という病名が付き、抗不安薬が処方される。

首の筋肉の異常は、頸椎の中心にある副交感神経の異常を招くのですね。

副交感神経は、内臓や血管、呼吸器などをコントロールする重要な神経のひとつですから。

そのため、体の不調をもたらしてしまうのですね。
「うつむき姿勢」になってしまう機会が多い現代人の生活習慣病とも言えるかもしれませんね。

病名としては、
首こり病、ムチウチ症状、頭痛、自律神経失調症、めまい、胃腸障害、うつ、慢性疲労、変形性脊椎症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、頸椎症、のような病名が付く場合も出てくるかもしれませんね。

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軽い肥満でも毎日走る脳科学者・茂木健一郎さん!

2013-10-17 10:03:12 | 健康管理
脳科学者の茂木健一郎さんは、今でもほぼ毎日走っている、とヨミドクターで読みました。

意外でしたね。
身長は171センチで、体重82キロ。

BMI=(体重(kg)÷ 身長(m)の二乗=約28

軽い肥満だと。

ほぼ毎日走っているそうですが、フルマラソン挑戦も今まで3度しているとのこと。

そのせいか、体重の割には、血糖値や血圧、コレステロールなどの値は正常だそうです。
継続的に運動を続けていることの効用だと思っていると。

しかし、毎日走るってそう簡単ではないでしょうね。

そこで、
脳科学者である茂木健一郎さんの長続きするのには、どうしたら良いか、の考えを読んでみますと、


健康を保つには「よろこび」が重要

「やらなくてはいけない」という義務感だけでは、長続きしない。大切なのは、運動するとうれしい、というよろこびを持つこと。よろこびを感じる時、脳内物質のドーパミンが放出される。ドーパミンが出ると、その前にやっていた行動の回路が強化される。これが、「強化学習」のメカニズムである」と。

運動してよろこびを感じると、運動をするという回路が強化されることになるんだそうです。


ー普段デスクワークが多いので、走ることで気分転換ができる、走って感じる開放感。
吹き抜ける風。季節ごとに変わっていく風景。汗を流す爽快感。さまざまな要素が相まって、
ランニングは、私の脳の中で、確実にドーパミンを放出させてくれているようだ。ー

ということでした。

ー長続きさせるためには、何よりもよろこびを感じること。
健康を保つということは、よろこびを掘り下げていくということなのである。ー

ということだったのですね。

私は走るのは無理ですが、ウォーキングは、ほぼ毎日続けています。
台風や雨風強いの日はやりませんが。

そうですね、私も、途中でノラちゃんに会ったり、広い公園で開放的な気分を満喫出来たり、草木がほどよくあるその辺りの環境が好きなんですね。充分気分転換がはかれますから。

ほどよく汗をかくって必要ですね。

医療機関と医師


女性も飲酒増で脳卒中、大規模調査結果で判明!

2013-09-26 00:45:08 | 健康管理
男性の大量飲酒と脳卒中の関連は既に分かっていたが、近年飲酒が増えた女性で確認された!

ラジオニュースで知りました。

大量に飲酒する女性は、ときどき飲むだけの女性に比べ、
脳卒中を発症する危険性が2.3倍になることが分かったという。

これは、
国立がん研究センターと大阪大などの研究チームが25日発表。

約47,000人を対象に、1990~2009年の長期にわたる大規模研究の結果で判明した。

この間に脳卒中を発症したのは1864人。
ときどき飲む人のグループに比べ、ビール大瓶なら1日に2本以上、日本酒なら1日に2合以上は、
脳卒中になる危険性が2.3倍だった。

ビール大瓶なら1~2本、日本酒なら1~2合の、2番目に多いグループも1.55倍だったという。

研究チームは、
日本酒なら1日1合未満にしてほしい」と話している。

脳卒中 医療機関と医師

高残香柔軟剤で体調不良!

2013-08-04 11:07:33 | 健康管理
高残香タイプの柔軟剤で体調不良を訴える人が増加しているとのこと。

洗濯に使われる柔軟剤の香りで体調不良を訴える人が増えているという。

柔軟剤の香りで、
鼻やのどが痛くなる
気分が悪くなる」という相談が急増。

高残香」タイプの製品(香りが長く続く柔軟剤)が人気を呼んでいるが、
関係者は過度の使用に注意を呼びかけている。


「香り」をうたった製品が多くを占める柔軟剤売り場。
香り違いの製品が並び、数種類の柔軟剤を購入する消費者も少なくないとか。

 
香りをもっと楽しみたい時は、使用量を増やしてーとの注意書き

シックハウス症候群や化学物質過敏症の患者を診ている札幌市の渡辺一彦小児科医院では、
電車やバスの中、隣の家などから来る柔軟剤の香りで体調不良を訴える患者が増えている。

主な症状は、
頭痛や吐き気、倦怠感など。

渡辺一彦院長は「数年前まではほとんどなかった」と。

高残香タイプの柔軟剤は、「昨年度は売り上げが前年度の1.4倍に伸びた」という。

消費者アンケートで、柔軟剤購入の際に重視する点は、
ほぼ一貫して「香りがよい」がトップとのこと。

柔軟剤本来の目的である、
肌触りよく仕上がる」などを上回っているという。

神奈川県が2011年、国内外の柔軟剤15点を洗濯時の濃度に薄めて香りを調べたところ、香りの強さを示す臭気指数は、大半の製品で、県が定める住宅地での工場排水の規制値並みだったという。

厚生労働省のシックハウス問題に関する検討会委員の中井里史・横浜国立大教授(環境疫学)は、
「化学物質に過敏な人の大半は、たばこ臭と香料に耐えられない」と指摘。

「たばこの臭いも、吸う人には快いが、非常につらく感じる人も多い。柔軟剤の香料も同じだと考えてほしい」と。(NPO法人「化学物質過敏症支援センター」の広田しのぶ事務局長)ー毎日新聞ー


◇高残香性柔軟剤

香りはアントラニル酸メチル、ジヒドロキシジメチル安息香酸メチルなど多種類の化学物質を組み合わせた人工香料でつけられているという。

アレルギー専門医・渡辺一彦医師


別名「タバコ病」

2013-07-26 21:43:52 | 健康管理
COPD(慢性閉塞性肺疾患)-別名「タバコ病」
COPD(慢性閉塞性肺疾患)

※私の親せきで、高校の大先輩でもあるのですが、親子ともヘビースモーカーの人がいました。
あの頃は、今日のようにタバコによる病気の解明がほとんど進んでいない時代でしたから。
従来、慢性気管支炎、肺気腫とそれぞれ分けて呼ばれてきましたね。

それで、その人は、肺気腫、という病名が付けられ、それが死因ということに。
現在は、COPD(慢性閉塞性肺疾患)と呼ばれることが一般的になりましたが。

そうしたことがあり、今回再度調べてみました。


鼻や口から吸った空気は、

気管⇒気管支⇒細気管支⇒肺胞

ここからふたたび同じルートで呼気として外界に排出されます。

肺胞の数は大人では約3億個(広げてつなぐとテニスコート大)と言われています。

気管支は胎児の早い時期に完成するのですが、肺胞の大部分は乳幼児期に90%以上が完成し、その後、ゆるやかに思春期の頃まで発育が続きます。


◆ COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、タバコの害で肺が壊れ、動くと息苦しくなる病気です。

気管支、細気管支、肺胞の広い範囲に治りにくい慢性の炎症が起こり、空気の出し入れが障害され(気流障害)、肺胞が壊れ、酸素の取り入れ、二酸化炭素の排出(ガス交換)が障害される病気です。

前述のように、従来、慢性気管支炎、肺気腫とそれぞれ分けて呼ばれてきましたが、発症の原因は両方に共通であり、治療法も区別する必要がないことから近年では一括して「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」と呼ばれるようになりました。

大量の喫煙がその最大の原因ですータバコが起こす生活習慣病――COPDは別名「タバコ病」と呼ばれる

抗コリン剤吸入を中心とした薬物療法や呼吸リハビリを行い、少しでも息苦しさを軽減するよう治療する。
病気の程度によっては呼吸器外科と相談のうえ肺容積縮小手術を行うことも。

※ご自分でタバコがやめられない方は、先ずは、最寄りの専門医療機関・禁煙外来へー

呼吸器内科

健康寿命って大切ですね!

2013-07-10 16:46:54 | 健康管理
健康寿命:日常的に介護を必要としないで、自立した生活ができる生存期間のこと。

2010年の統計で、日本人の健康寿命は男性で70.42歳、女性で73.62歳であると2012年6月に発表されましたね。

介護を必要としない平均値ですね。

この、
健康寿命という考え方は、1970年代にアメリカのサリバン博士により提唱されて、
1990年代から世界各国で調査測定が進められているとのことです。

健康寿命の過去データでは、日本は、
2007年 女性は1位(78歳)、男性2位(73歳)でした。
女性2位:76歳⇒アンドラ、イタリア、サンマリノ、スイス、スペイン、モナコ

男性1位:サンマリノ(74歳)
2位:日本、アイスランド、イタリア、スイス

ところで、1位のサンマリノ
ーSerenissima Repubblica di San Marinoー通称は、San Marino(サン・マリーノ)で、
「Serenissima」とは「最も清らかな」の意とのこと。

サンマリノ共和国は、イタリア半島の中部に位置する国家で、世界で5番目に小さな国とのこと。
首都は国名と同じくサンマリノ市(最大都市は、セラヴァッレ)で、周囲はイタリアに囲まれ、イタリア語を話しているんですね。

現存する世界最古の共和国であるとのことですが、面積が61.2平方キロメートル。
人口 (2012年)32,404人

観光業が盛んで、首都サンマリノ市には、大聖堂、ゴシック様式のサン・フランチェスコ教会、1894年に建てられた政庁、ロッカ・グアーイタ、ロッカ・デッラ・フラッタ、ロッカ・モンターレとよばれる3つの岩峰・城塞があり、中世のおもかげをのこしているとのこと。


ところで、
現代日本人の最大の脅威は、脳卒中で、腰痛、虚血性心疾患、下気道感染症、その他の筋骨格疾患がつづくとのことです。

しかし、当人にとっては、自らが罹っている病気が一番の脅威ですよね!

●2010年:
世界全体の平均寿命は68歳で、男性が66歳、女性は70歳。最も平均寿命が短いのはジンバブエとアフガニスタンの42歳。富裕国は寿命が長く、貧困国は短いという傾向が鮮明になっているんですね。


医療機関と医師