以前、イタリアのシモンチーニの重炭酸ナトリウム(重曹)による治療法について別のブログでふれたところ、それを読んだ方が、日本ではまだ偏見差別があるということで、海外のシモンチーニがんセンターへ治療に行かれた方がいらっしゃいました。
日本の病院では、すい臓がんの末期と診断され、どうせ死ぬのなら、と遺書を書き、もう駄目モトで行ったそうです。
ところが、2ヶ月入院して、シモンチーニ氏から直接重炭酸ナトリウム(重曹)による治療を受け、膵臓がんが消え帰国したのです。
この重炭酸ナトリウムによる洗浄消毒治療は、抗がん剤や放射線治療を施した後では、効果がないということで、その方はそれらの治療をする前に、シモンチーニがんセンターに行ったわけです。日本では、六本木にありますが、海外では、インドとイタリアにあります。
シモンチーニ医師は、がん免疫療法も温熱療法もガンのもとである、真菌を滅ぼすことはできない、一時的に消えたように見えるのは、血液やリンパや骨に逃げ込んだり(転移)しているに過ぎない、と言っております。
一方、私は今、新漢方療法についての本を読んでいます。
この著者である王振国(おう しんこく)医師は、
1988年に、中国政府より医薬品の「がん治療薬剤」(抗癌漢方薬)として認可を受けているということです。
抗がん漢方薬の名は、「天仙液」で、ホンコンの製薬会社と共同で研究開発しています。
治療効果の臨床データも載せているので、関心のある方は、最後にあげておきますので手にとってみてください。
アメリカでは代替医療が盛んで、アメリカを中心に世界的な医療の潮流になっているとのこと。
代替医療とは、
中国医学(漢方療法、漢方薬、鍼灸、指圧、気功など)、インド医学・・・などをあげていますが、これらはわれわれの眼でしっかりと見極めていく必要があると私は思っています。
結論から言いますと、結果、治らないといわれたガンが治れば良いのだと思います。単なる暗示やごまかしは、すぐばれてしまいますから。見誤らないようにすることはもちろんですね。
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保険適用の漢方薬、漢方医
日本東洋医学会によると、保険適用の漢方薬は149種類。
OTCが200種類ある。
★OTC医薬品(一般用医薬品):
英語の「Over The Counter」カウンター越しにお薬を販売するに由来。
医師による処方箋を必要とせずに購入できる医薬品のこと。
(※医療用医薬品: 主に医師が処方する医薬品)
現在、医師の7~8割が漢方薬を処方していると言われる。
漢方薬には、西洋医学では治しにくい病気に効いたり、それを補うものがあると言われる。
膀胱炎では、抗生物質より漢方薬の方が湿疹は出にくいといわれる。
また、乳がんでは抑うつ状態を解消する漢方薬があり、抗がん剤を補うことができるといわれる。
漢方薬にも、当然副作用があったり長期の経過観察が必要だったりするものもある。
この場合、当然医師の診断が必要になりますね。
★日本東洋医学会:http://www.jsom.or.jp/
日本東洋医学会は厚生労働省による漢方専門医認定機関として許可を受けています。
漢方専門医認定制度の現状:
1989年(平成元年)より制度が発足し、学会認定医制協議会加盟の制度として運用されている。
学会へ入会後3年間の研修期間を経た後に専門医として認定される。
◇制度運用の主な点:
【研修年限】
わが国の医師免許証を有し、日本専門医認定機構の定める基本領域に属する学会の認定医あるいは専門医を有し、3年以上継続して本会会員で所定の単位数(7単位)を取得し、本学会が定める研修施設で3年以上東洋医学の臨床に修練を積んだ者。
【認定方法】
50症例の一覧及び、そのうち10症例の臨床報告を提出し、毎年1回の認定試験(筆記試験、口頭試問)に合格すること。
【更新年限】5年毎に更新
【専門医数】2,420名。
◆殆どの漢方薬(エキス剤、生薬)は保険が適用になっている。
適用外の生薬もわずかにあるようですが。