長嶋さんの一言で決めた!
作家の伊集院静さん。
山口県立防府高校時代、あと一歩で春の甲子園に手の届く所までいった。
しかし、最後の夏は県予選1回戦で敗退。野球は高校で終わりにするつもりでいた。
東京見物で後楽園球場を訪れ、巨人軍選手だった姉上のご主人のはからいで、ミスターに出会ったという。
「東京に来るのならセントポールに入りなさい。ぜひそうしなさい」
高校三年の秋、長嶋茂雄さんの一言で進路を決めたそうな!
立教大学の新人戦で4番を打った。将来は野球で食べていきたかった。
それが、ひじを壊し、キャッチボールも出来なくなった、と。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
立教大学文学部卒業後、広告代理店勤務を経て独立。
テレビコマーシャルのディレクターになる。松任谷由美・松田聖子のステージ演出。「ギンギラギンにさりげなく」作詞。
野球をあきらめ、15年の歳月が流れた1985年、先妻の女優・夏目雅子さんを病気で失った。「・・なんでもいいから、本気でやっていかなきゃならない、」と。
そうしたなか、小説をかいたらどうか、という勧めがあった。
92年、『受け月』で、直木賞受賞。この作品では、引退試合を迎えた社会人野球の老監督だった、と。
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