のあ いちい ワールド

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アレルギー自己注射薬が2011年秋に保険適用された:エピペン

2012-03-10 06:37:47 | 医療情報

アナフィラキシー



ハチに刺されたり、アレルギーのある食物を食べたりした時、呼吸困難や意識消失など急激な症状があらわれることを「アナフィラキシー」というのだそうだが、


緊急時に使用して症状の改善を図る自己注射薬が2011年秋保険適用されたんですね。



アナフィラキシーとは、食べ物や蜂の毒などが体に入った時、過剰に反応するアレルギー反応の一つ。



国立病院機構相模原病院臨床研究センター・アレルギー性疾患研究部長の海老沢元宏さんによると、



日本では年間約60人がアナフィラキシーショックで死亡するという。



半数はハチ毒が原因で、残りは食物や薬によるものか、原因不明だという。



症状を緩和する自己注射薬「エピペン」を使うのが効果的だという。エピペンは、アドレナリン(別名エピネフリン)が入っており、気管支を広げて呼吸困難を改善するほか、心臓の機能を増強して血圧を上げ、ショック症状を和らげる。



しびれやせき込みなど、アナフィラキシーの初期症状が出た時点で、太ももの前の外側に注射するのだという。  



エピペンは当初は保険がきかず、処方料なども含め1本約1万5000円と高価で、患者団体は保険適用を求めてきたが、 2011年9月に保険が適用され、薬価は10,950円(0・3ミリ・グラム)、8,112円(0・15ミリ・グラム)で、3割負担だと約3300~約2400円程度になる。



朗報ですね!



知っていれば人の命を救える機会にも恵まれる時があるのでは、と思います。



☆海老澤 元宏(エビサワ モトヒロ)
国立病院機構相模原病院 アレルギー性疾患研究部長
東京慈恵会医科大学医学部卒
1991年米国ジョンス・ ホプキンス大学医学部内科臨床免疫学教室に留学
医学博士号取得(東京慈恵会医科大学)

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