センター突破これだけはやっておけシリーズの第3弾、センターリスニング対策についてお届けします!
第1問→ 対話文イラスト選択問題
対話を聴き、イラストや数字を選択する問題では得点差はあまりつかないが、「数の聴き取り」「計算」「買い物」などをテーマにした設問になると、聞こえた「数」や「情報」をそのまま解答にする傾向が強く、差がつきやすい。聴き取った数字や情報をメモしておき、後で考えたり、計算したり、などの工夫が必要。
また、but などの「談話標識(discourse marker)」を聴き取る力をつけ、対話の流れを的確につかむ練習をすることが大切。
第2問→ 対話文応答完成問題
比較的点差のつく設問。自然な対話を考え、状況をしっかりつかむ必要がある。文法・構文的なつながりより、内容的なつながりに重点を置くため、柔軟な応答力が求められる。とくに、最後に聞こえてくる発話内容に注意して聴き取る。事前に選択肢を読み取る速さと、柔軟な応答力を養うことが大切。
第3問A→ 対話文質問選択問題
事前に質問・選択肢に目を通し、聴き取りのポイントを絞り込んでおく。場面状況を正確に把握し、最後まで集中して丁寧に聴き取る練習を普段から心がける必要がある。
第3問B→ 会話文図表完成問題
時間の推移と対話の展開をとらえる問題や、位置関係をとらえる問題が扱われる傾向にある。時間の推移と対話の展開では、場面が時系列に展開していない場合もあるので注意すること。位置関係では、前置詞などの聴き取りに注意すること。
第4問A→ 短文内容把握問題
日常生活に関連したテーマが多いので、状況は比較的理解しやすい。事前に質問と選択肢に目を通し、場面の状況を推測しておく。細部の聴き取りにとらわれすぎて、全体が理解できないことにならないように注意する。
第4問B→ 長文内容把握問題
事前に質問と選択肢に目を通し、内容を推測し、的を絞った聴き取りをする。普段の聴き取り練習では、読み上げられる英文を倍速で聴いたり、聞こえてくる発話を書き取ったりする練習(ディクテーション)、聞こえてくる発話をほぼ同時に口頭で再生したりする練習(シャドーイング)が効果的である。
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■リスニングの攻略ポイント
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(1) 事前に問題文、選択肢、図表などに目を通し、内容を推測する力をつけること。
(2) 聞こえた音で安易に選択肢を選ぶのではなく、談話標識(discourse marker)や新情報に注意しながら、理解を伴った聴き取りをすること。
(3) 選択肢の比較的長い英文を速く読み、正確に理解できる力をつけること。
(4) 数の聴き取りと計算の練習をすること。
(5) 代名詞の指示対象を把握する練習をすること。
(6) 聴き取った情報の取捨選択をする力をつけること。
「全部、完璧に聴き取らなければならない」と思う必要はありません。英語の「音」を怖がらず、繰り返し英語を聞き、日頃から声に出して発音練習をすることが大切です。
【河合塾メールマガジンより】
談話標識(discourse marker)はかなり重要な考え方です。授業中にも常々言っていますが、
「逆接のあとは重要!主張あり!!」
をリスニングの場面でも役立てて、
but ; however ; still ; (and) yet ; nevertheless
のあとを気をつけてください。
また、リスニングが苦手な人は「すべてを聞きとらなければ問題を解くことができない」という強迫観念を持っている人が多いように思います。日本語の会話を思い起こしても、相手の言葉を一字一句もらさず聞き取ることはあまりしていないと思いませんか?それは、会話の流れを「なんとなく」つかんでいるから会話が理解できるのです。
英語でも同じこと。
なんとなくつかむ=談話標識(discourse marker)に留意する
聞き方で、大事なところはピンと聞き耳が立つようなイメージを持って臨んで下さい。すべてを聞き取ろうとしなくていいですよ!
「英語耳」は毎日英語に触れないと形成されません。逆に英語に触れない期間が続くとあっという間にヒアリング能力は落ちていきます。海外ドラマでも映画DVDでも洋楽でもなんでもいいです、とにかく毎日英語に触れるクセをつけてください!
がんばれ、受験生!!
第1問→ 対話文イラスト選択問題
対話を聴き、イラストや数字を選択する問題では得点差はあまりつかないが、「数の聴き取り」「計算」「買い物」などをテーマにした設問になると、聞こえた「数」や「情報」をそのまま解答にする傾向が強く、差がつきやすい。聴き取った数字や情報をメモしておき、後で考えたり、計算したり、などの工夫が必要。
また、but などの「談話標識(discourse marker)」を聴き取る力をつけ、対話の流れを的確につかむ練習をすることが大切。
第2問→ 対話文応答完成問題
比較的点差のつく設問。自然な対話を考え、状況をしっかりつかむ必要がある。文法・構文的なつながりより、内容的なつながりに重点を置くため、柔軟な応答力が求められる。とくに、最後に聞こえてくる発話内容に注意して聴き取る。事前に選択肢を読み取る速さと、柔軟な応答力を養うことが大切。
第3問A→ 対話文質問選択問題
事前に質問・選択肢に目を通し、聴き取りのポイントを絞り込んでおく。場面状況を正確に把握し、最後まで集中して丁寧に聴き取る練習を普段から心がける必要がある。
第3問B→ 会話文図表完成問題
時間の推移と対話の展開をとらえる問題や、位置関係をとらえる問題が扱われる傾向にある。時間の推移と対話の展開では、場面が時系列に展開していない場合もあるので注意すること。位置関係では、前置詞などの聴き取りに注意すること。
第4問A→ 短文内容把握問題
日常生活に関連したテーマが多いので、状況は比較的理解しやすい。事前に質問と選択肢に目を通し、場面の状況を推測しておく。細部の聴き取りにとらわれすぎて、全体が理解できないことにならないように注意する。
第4問B→ 長文内容把握問題
事前に質問と選択肢に目を通し、内容を推測し、的を絞った聴き取りをする。普段の聴き取り練習では、読み上げられる英文を倍速で聴いたり、聞こえてくる発話を書き取ったりする練習(ディクテーション)、聞こえてくる発話をほぼ同時に口頭で再生したりする練習(シャドーイング)が効果的である。
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■リスニングの攻略ポイント
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(1) 事前に問題文、選択肢、図表などに目を通し、内容を推測する力をつけること。
(2) 聞こえた音で安易に選択肢を選ぶのではなく、談話標識(discourse marker)や新情報に注意しながら、理解を伴った聴き取りをすること。
(3) 選択肢の比較的長い英文を速く読み、正確に理解できる力をつけること。
(4) 数の聴き取りと計算の練習をすること。
(5) 代名詞の指示対象を把握する練習をすること。
(6) 聴き取った情報の取捨選択をする力をつけること。
「全部、完璧に聴き取らなければならない」と思う必要はありません。英語の「音」を怖がらず、繰り返し英語を聞き、日頃から声に出して発音練習をすることが大切です。
【河合塾メールマガジンより】
談話標識(discourse marker)はかなり重要な考え方です。授業中にも常々言っていますが、
「逆接のあとは重要!主張あり!!」
をリスニングの場面でも役立てて、
but ; however ; still ; (and) yet ; nevertheless
のあとを気をつけてください。
また、リスニングが苦手な人は「すべてを聞きとらなければ問題を解くことができない」という強迫観念を持っている人が多いように思います。日本語の会話を思い起こしても、相手の言葉を一字一句もらさず聞き取ることはあまりしていないと思いませんか?それは、会話の流れを「なんとなく」つかんでいるから会話が理解できるのです。
英語でも同じこと。
なんとなくつかむ=談話標識(discourse marker)に留意する
聞き方で、大事なところはピンと聞き耳が立つようなイメージを持って臨んで下さい。すべてを聞き取ろうとしなくていいですよ!
「英語耳」は毎日英語に触れないと形成されません。逆に英語に触れない期間が続くとあっという間にヒアリング能力は落ちていきます。海外ドラマでも映画DVDでも洋楽でもなんでもいいです、とにかく毎日英語に触れるクセをつけてください!
がんばれ、受験生!!