ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「 婚活食堂 1・2 」 山口恵以子

2021-08-02 22:29:42 | 
          「 婚活食堂 」 「 婚活食堂 2 」 山口恵以子

                       

元居酒屋ママに借りた本の中に、「 食堂のおばちゃんシリーズ 」の、山口恵以子さんの新しい本「 婚活食堂 3 」が入っっていました。
初めから読みたかったので、図書館で1と2を借りてきました。スラスラと1日で1冊読めました。
~~~~~ネタバレあり
おでんと1品料理を出す居酒屋「 めぐみ食堂 」が舞台。女将の玉坂恵は、50代。 
20歳から40歳までは 白魔術占い レディ・ムーンライトとして、連日お客が絶えず、テレビや雑誌で大人気だった。
子供のころから、人には見えない物が見えていたが、気味悪がられるので力は隠して生活していた。
大学時代にバイトの面接先で、占い師 原宿の母・尾局與に見いだされ占いの世界に。尾局の死後、あとを継いで占い師に。
占い館のオーナーで不動産賃貸会社「 丸真トラスト 」社長・真行寺巧は、尾局さんに恩義があり、恵のことを託される。

恵は30歳の時、中江旬と結婚。しかし、7年後、夫と恵のアシスタント舞原礼文が 観光ホテルの火事で焼死。
夫の投資失敗の借金が発覚し、恵は占い師のくせに夫の浮気も死も予想できなかったと世間からバッシングを受け、何もかも失い、占い師をやめ、力も失う。

真行寺の援助でおでん屋を始める。そこに通うお客の、悩みや相談にのっているうち、背後に光や影が見え、力が徐々に戻ってくる。
恵のアドバイスで、婚活中の人たちが次々と結婚して、縁結びのパワースポットに。

1巻の最後で近所のラーメン屋からの、もらい火で店が消失。 どうなるのかと心配していたら、2巻で、真行寺がそのビルを買い取って、新しいビルにまた店子として店を出していた。
2巻は、前の常連さんと新しい常連さんが増え、また、婚活が始まる。
~~~~~~
食堂のおばちゃんと一緒で、おすすめ料理が書かれています。ゆり根、芽キャベツ、ホタルイカ、あん肝、白子、牡蠣などの 季節料理は、書き出してその季節に。
まずはおでん屋さんなので、本日はおでんを作ってみました。 本ではおでん種は季節により旬の物が入っています。 
つくねや里芋、タコ、昆布、蛤、カブ、さつま揚げ、はんぺん、なども。 牛すじと葱鮪がよく出ています。

        

すじ肉がなかったので鶏手羽元。トマトを湯むきしておでんだしで煮て、冷まして冷蔵庫で冷やしたのが美味しかったです。
おでんは何を入れても美味しいですが、息子は余り好まないので、大根とコンニャクとじゃが芋と卵だけ。 私が炊き込んで3日間食べます。
魚河岸揚げが好きなのですが、この頃スーパーで見かけません。         

私の時代には縁のなかった、結婚相談所や、合コンや婚活パーティーや婚活アプリなどが出てきます。 
マッチングアプリはゲームみたいで面白そうですが、私は何もかも合う人より、自分にない物や知らない世界を知っている人に興味があるかな。関係ないけど。
私の時代は結婚適齢期というのがあったけれど、今は女性も仕事が出来るし、結婚だけが幸せとは思わないけれど、結婚したい人達は、いい人に出会って幸せになってほしいな。
次は第3巻です。誰と誰が結婚するのかな。  お料理は何かな。 

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コメント
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