「 パン屋を襲う 」 村上 春樹

新聞のビブリオエッセーにイシカワ マキさんが感想を投稿されているのを読んで、面白そうなので図書館にリクエストしていました。
小説だと思っていたら、薄い本で、厚紙で1~2ページに1枚イラストが入っているので、1時間もかからず読めました。
村上春樹さんの初期の作品で、1981年「 パン屋襲撃 」。後日談として1985年に「 パン屋再襲撃 」を女性誌に掲載。
その後、二つをまとめて、「 パン屋を襲う 」と改題されて発行されました。
イラストは村上さんの好きな、ドイツの女性イラストレーターのカット・メイシックさんが担当して絵本にしてくれたそうです。 『 絵本だったのか 』
~~~~~ネタバレあり
10代のころ、お金がなく、究極にお腹を空かせた僕と友人は、パン屋を襲うことにした。
店主は、共産党員で、ワグナーのレコードを鑑賞すれば好きなだけパンを食べていいと言ってくれた。 その後友人とは疎遠に。
大学卒業後、法律時事務所に就職。2歳年下の、デザインスクールの事務員の女性と結婚。
半月ほどたったある夜中、2人とも空腹に耐えられず、食料を捜すが、冷蔵庫には玉ねぎとドレッシングとビールしかない。
ビールを飲みながら、前にもこんな耐え難い空腹で、友人とパン屋を襲った話を妻に告白。
妻は、襲撃失敗で呪いをかけられているので、今すぐ、もう一度パン屋を襲撃しようと提案する。
二人は車で、パン屋を探すが、夜中の2時に空いているパン屋はない。 見つけたマクドナルドを襲うことに。
散弾銃を持ち、スキー帽を被って店を襲い30個のバーガーを手に入れ、店を離れ駐車場に止めた車の中で食べて、眠りにつく。
~~~~~~~
まず、有名なイラストレーターさんの作品で村上さんんの好きな絵だそうですが、金色と深緑で書かれた内臓や脳の絵やほかの絵も、なんだか、禍々しくて好きになれませんでした。
エッセーには、絵が奇妙感を増幅させて面白い。不思議な夢の森に入っていきそうな1冊である。思いに答えは出なくても、この本は何となく寄り添ってくれるようだと書かれていました。
話は、内容は簡単ですが、比喩やその出来事の意味が難しすぎて、私には理解できませんでした。
文中の海中火山は怒りと、ボートは不安? パン屋を襲った後は、火山は見えなくなって水面は穏やかになっているので、呪いは解けた?
読んだ後、人それぞれ、感じ方が違って好き嫌いがあるのも、本の面白いところです。 再びパン屋を襲う、、、分からないわ。
新聞に、時々買いに行く駅前のパン屋さんの 祝!3周年 の広告が入っていたので、襲撃じゃなく買いに行ってきました。
次回使える300円の金券3枚と、先着100名様に貰える記念品の金のバターナイフがついていました。
文中に出てくるワグナーの「 トリスタンとイゾルデ 」を聞きながら食べました。字幕付きなので、内容がよくわかりましたが、長いので途中まで。

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ありがとうございます。

新聞のビブリオエッセーにイシカワ マキさんが感想を投稿されているのを読んで、面白そうなので図書館にリクエストしていました。
小説だと思っていたら、薄い本で、厚紙で1~2ページに1枚イラストが入っているので、1時間もかからず読めました。
村上春樹さんの初期の作品で、1981年「 パン屋襲撃 」。後日談として1985年に「 パン屋再襲撃 」を女性誌に掲載。
その後、二つをまとめて、「 パン屋を襲う 」と改題されて発行されました。
イラストは村上さんの好きな、ドイツの女性イラストレーターのカット・メイシックさんが担当して絵本にしてくれたそうです。 『 絵本だったのか 』
~~~~~ネタバレあり
10代のころ、お金がなく、究極にお腹を空かせた僕と友人は、パン屋を襲うことにした。
店主は、共産党員で、ワグナーのレコードを鑑賞すれば好きなだけパンを食べていいと言ってくれた。 その後友人とは疎遠に。
大学卒業後、法律時事務所に就職。2歳年下の、デザインスクールの事務員の女性と結婚。
半月ほどたったある夜中、2人とも空腹に耐えられず、食料を捜すが、冷蔵庫には玉ねぎとドレッシングとビールしかない。
ビールを飲みながら、前にもこんな耐え難い空腹で、友人とパン屋を襲った話を妻に告白。
妻は、襲撃失敗で呪いをかけられているので、今すぐ、もう一度パン屋を襲撃しようと提案する。
二人は車で、パン屋を探すが、夜中の2時に空いているパン屋はない。 見つけたマクドナルドを襲うことに。
散弾銃を持ち、スキー帽を被って店を襲い30個のバーガーを手に入れ、店を離れ駐車場に止めた車の中で食べて、眠りにつく。
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まず、有名なイラストレーターさんの作品で村上さんんの好きな絵だそうですが、金色と深緑で書かれた内臓や脳の絵やほかの絵も、なんだか、禍々しくて好きになれませんでした。
エッセーには、絵が奇妙感を増幅させて面白い。不思議な夢の森に入っていきそうな1冊である。思いに答えは出なくても、この本は何となく寄り添ってくれるようだと書かれていました。
話は、内容は簡単ですが、比喩やその出来事の意味が難しすぎて、私には理解できませんでした。
文中の海中火山は怒りと、ボートは不安? パン屋を襲った後は、火山は見えなくなって水面は穏やかになっているので、呪いは解けた?
読んだ後、人それぞれ、感じ方が違って好き嫌いがあるのも、本の面白いところです。 再びパン屋を襲う、、、分からないわ。
新聞に、時々買いに行く駅前のパン屋さんの 祝!3周年 の広告が入っていたので、襲撃じゃなく買いに行ってきました。
次回使える300円の金券3枚と、先着100名様に貰える記念品の金のバターナイフがついていました。
文中に出てくるワグナーの「 トリスタンとイゾルデ 」を聞きながら食べました。字幕付きなので、内容がよくわかりましたが、長いので途中まで。



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