ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「 ぼくのお父さん 」矢部太郎 「 蒼太の包丁 」「 鬼平犯科帳 」

2021-12-15 23:52:38 | 
          「 ぼくのお父さん 」 矢部太郎

               

8月に申し込んでいた本がやっと届きました。全ページカラーで、それも優しい色で描かれています。
今回は、矢部さんのお父さん( 紙芝居・絵本作家のやべみつのりさん。)と、矢部さんの子供の頃の家族のことが書かれています。
世間離れした人でユニークで自然人です。 お母さんはしっかり者で、お姉さんと太郎さんとの4人家族。
お父さんはいつも家にいて、あくせくせず、なんでも絵に描いています。
食事の時も書くので、おかずはいつも冷めていきます。 太郎さんのお友達とも遊びます。自由奔放。
お父さんは、太郎さんとお姉ちゃんの日記を毎日書いていて、それでこの本が出来上がったそうです。
お母さんは優しく、お父さんと子供たちを見守っています。 夫婦・親子愛を感じました。

          「 蒼太の包丁 」  ~絶品、幻の鮭⁉編~

               

今回のお客様は食のライターの來田さん。奥さんから、「 あなたは問題も起こさない代わりに、たのしいこともできない 」と、離婚を切り出される。
45年必死で生きてきた結果がこれかと涙する。息子に会いたいため、いろいろな条件を呑み、久しぶりで息子と思い出の富み久で食事をする。
蒼太や雅美ちゃんの心づかいの料理で、息子は父との楽しかったことを思い出し、最後に一言。
「 小さなときに親が離婚した子は、20歳から21歳の間に戸籍を戻すか自分で選べるんだよ!」 『 そうなんだ、知らなかったな 』

夫婦で来られていた下駒さんは、春に奥様を亡くされた。それでも松茸の季節にいつものように来られ、蒼太と雅美ちゃんの計らいで、奥様に献杯しながら食事を楽しまれた。
『 夫婦もいろいろあるな~。漫画だけれど、こんなお店があるといいな 』

          「 鬼平犯科帳 」 隠し子

               

平蔵の亡き父・宜雄にお園という隠し子がいた。 突如、妹の存在を知った平蔵は、、、、。
今読んでいる作品には、お園は平蔵の妹として、小柳さんと結婚して登場しているけれど、以前の経緯が描かれています。

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