ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「 聖母の深き淵 」柴田よしき

2021-12-25 22:29:26 | 
          「 聖母(マドンナ)の深き淵 」 柴田よしき

                

先日、先に読んだ「 月神の浅き夢 」はリコシリーズの第3弾。 これは、後先になりましたが第2弾です。
1998年に映画になっていました。緑子は滝沢涼子さん。安藤は風間トオルさん。麻生は中原丈雄さん。練は鈴木一真さん。少し違和感があるかな。
自分の頭の中で人物を作り上げて読んでいるので、イメージは安藤さんはもう少し男性的で、練は外見はイケメンで頭がキレ、冷たくて残忍で、内面はナイーブでやさしいところがある感じ。
文中に流れていた練が好きな曲。「 カーズのドライブ 」調べて聞きました。
~~~~~ネタバレあり
未婚の母として息子を育てながら刑事を続ける緑子。そんな彼女の周りで起こる謎の連続殺人事件と未解決の幼児誘拐事件。本格的ハードボイルド警察小説。
今回も主婦売春。覚せい剤中毒の売春婦。男の肉体を持つ美女。幼児誘拐、マタニティーブルー、トランスジェンダーと盛りだくさん。一気読み。

緑子は安藤と不倫の末、男の子を生み、本庁から左遷されている。安藤の妻は精神を病み、闘病中で、やがて亡くなる。
第3弾では、とうとう麻生と一夜を共にしていたが、本書では、同僚の刑事・城本洋介と関係を持ち、練にもレイプされている。
練の場合は災難だったけれど、一緒にいるようになった安藤が、城本や麻生とのことを知ったらどんな気持ちになるかな。 
刑事としては優秀だけど、女としてはその場の雰囲気に流され過ぎではと思ってしまう。
主婦売春の神田都子は自分の見栄でお金が必要になり、安易にお金を稼ごうとヤクザにかかわり、シャブをくすねて泥沼にはまって最後には殺されてしまう。同情できないな。

誘拐事件も同情していたが、ひょっとしてという予感どうりで、そのために何人もの人が亡くなり、思わぬ結末に心が痛む。
麻生が第3弾で刑務所に入っていた理由がわかった。 練の人生を変えてしまった悔恨と二人の深い愛。 麻生は命をかけて守ったんだな。

警察も、ヤクザも薬も、かかわりにならない生活が一番。 本の中だけ充分。 麻生さんと練と緑子にはもう一度会いたいな。


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クリスマスイブ

2021-12-25 00:29:47 | 料理
朝、ラインが入りました。 友人のT子からで、「 Merry Christmas 」と可愛いリースの写真が添えてありました。
お礼のラインと『 これから整形外科です。』と入れると、彼女からは「 これからテニスです。」  いいな~元気で。
高校の時からT子もK子も細くて小さくて、私と20キロ近く体重が違ってたものね。 凸凹トリオでしたね。

予約の時間が迫っていたので、慌てて病院へ。
股関節のレントゲンを撮って診察を待ちます。 相変わらず、炎症を起こしていて痛みが取れません。
骨は痛んでないので、炎症が治まるのを待つだけだそうで、あまり歩かず安静にしていてくださいと言われました。
家の中では何とか歩けますが、外出すると、どんどん痛みが増して辛いので、いつも座っています。
今日は息子が留守なので自転車で出かけ、「 痛いよ~ 」と言いながら戻りました。また、来月予約です。

注文していた孫息子のプレゼントが届いているので、孫娘の分と一緒に息子に持って行ってもらいました。
その間にイブのごちそうを作りました。

                        


                

ケーキは息子の好きなクレープ 「 原宿 マリオン・クレープ 」 生協で注文していました。とても美味しかったです。
 
        

子供のころ父が枕元にプレゼントを置いていてくれたのを思い出しました。 毎年、叔父の家でパーティをして、ケーキを貰って帰りました。
少し大きくなった頃は、本を買ってもらっていました。ケーキもバタークリームで、料理も今より質素でしたが楽しかったな。
メリークリスマス。  ( 仏教だけれど ) 


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