連日、テレビではウクライナの惨状を伝えています。壊された建物。道に横たわる死者。心が痛みます。
そんなニュースを見て眠った或る日。夢を見ました。
私は教室のようなところの左の前の席に座っていました。教室には数人の方たちがいました。
突然、前のドアからロシア兵がなだれ込んで来て、人々に向って機関銃を発砲しました。
悲鳴と共に何人かの人は撃たれて倒れ込みました。
私は怖くて震えながら机の下に潜り込み、すきを見て教壇の横に隠れました。
やがて、ロシア兵は出て行きました。 覚えているのはそれだけで、眼が覚めました。
しばらく、呆然としていました。 あんなにリアルで怖い夢は初めてです。
ああ、私は撃たれて死ぬんだと思いました。 夢で良かった。 きっと、寝る前に観たニュースのせいだわ。
でも、ウクライナでは毎日このようなことが現実に繰り返されているんだと恐怖で震えました。
テレビで駐日ロシア大使ガルージン氏が報道特集でキャスターの質問に答えていました。
虐殺はウクライナの自作自演のでっちあげで、民間人の死者はウクライナ政府の無責任な政策の犠牲者だと語っていました。
キャスターは、報道関係者が実際に現地に入って見聞きして映像に撮っていると伝えましたが、全く聞く耳を持ちませんでした。
虐殺、略奪、性暴力も行われています。ロシアでは、国民は知らされていないのでしょうか?
指先1つでたくさんの人を殺すのは、現実感がないのでしょう。
兵士一人一人が、自分が殺される夢を見てください。恐ろしいです。
戦争とは上の命令に歯向かえないものですが、何とか、どうにかして、とにかく、早く終結してほしい。
何もできないけれど、祈らずにはいられません。 殺さないで! 助けて下さい。