昨夜のサッカー日韓戦、これが日本代表の壮行試合かと目を疑うようなふがいない試合だった。
W杯へ向けて士気を鼓舞するはずのゲームが、逆に自信を喪失させる結果となったようだ。岡田をはじめ、プレーヤー自身がどうしたらいいか分からなくなっているように見える。6月14日のカメルーン戦までに立て直すのは至難の業だろう。
速さ、強さ、しつこさ、気合…。すべての点で韓国が上回っていた。特に違うのは、ゴールへ向かう気持ちと速さだ。
日本はいい形でボールを奪っても、そこから前にいけない。すぐパスコースを探すからボールが停滞してしまう。奪ったらまず一歩前に抜け出す勇気が必要だ。縦に突っ込むことでパスコースも広がるのだ。
縦への突っ込みとスピードがないから、相手のDFに余裕を持たれてしまう。悪循環である。
後半、中村と遠藤を交代させた。2人ともできは良くなかったが、彼らを欠いてはゲームの組み立てができなくなる。負けている局面で、この采配は理解できない。
試合後、岡田は協会の犬飼会長に「進退伺い」したらしい。「引き続き頑張れ」と励まされたそうだが、この段階で監督がこんなに弱気ではどうしようもない。
22日の「出陣式」で」岡田は「大きな目標に挑戦する時が来た。日本から念を送って力を与えてください」と挨拶した。言葉の綾をいうわけではないが、「念」を頼るようでは困る。
サムライ・ブルー・パークでジャパンのユニフォームを着せられている竜馬が嘆いているのではないか。「倒されてもいいから、もっと前に行かんといかんぜよ」。
W杯へ向けて士気を鼓舞するはずのゲームが、逆に自信を喪失させる結果となったようだ。岡田をはじめ、プレーヤー自身がどうしたらいいか分からなくなっているように見える。6月14日のカメルーン戦までに立て直すのは至難の業だろう。
速さ、強さ、しつこさ、気合…。すべての点で韓国が上回っていた。特に違うのは、ゴールへ向かう気持ちと速さだ。
日本はいい形でボールを奪っても、そこから前にいけない。すぐパスコースを探すからボールが停滞してしまう。奪ったらまず一歩前に抜け出す勇気が必要だ。縦に突っ込むことでパスコースも広がるのだ。
縦への突っ込みとスピードがないから、相手のDFに余裕を持たれてしまう。悪循環である。
後半、中村と遠藤を交代させた。2人ともできは良くなかったが、彼らを欠いてはゲームの組み立てができなくなる。負けている局面で、この采配は理解できない。
試合後、岡田は協会の犬飼会長に「進退伺い」したらしい。「引き続き頑張れ」と励まされたそうだが、この段階で監督がこんなに弱気ではどうしようもない。
22日の「出陣式」で」岡田は「大きな目標に挑戦する時が来た。日本から念を送って力を与えてください」と挨拶した。言葉の綾をいうわけではないが、「念」を頼るようでは困る。
サムライ・ブルー・パークでジャパンのユニフォームを着せられている竜馬が嘆いているのではないか。「倒されてもいいから、もっと前に行かんといかんぜよ」。