酔眼独語 

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鳩山は週内に退陣?

2010-06-01 06:09:21 | Weblog
 「いい人」に首相は務まらないということだ。四方八方気兼ねして、最後はそれで首が回らなくなる。いまの鳩山首相はまさにそれに当たる。

 福島切り以降、急激に鳩山辞任論が浮上している。もはや持ちこたえるのは難しいだろう。しかし、鳩山自身は「まだいける」と高をくくっている節がある。31日夜の鳩山、小沢、輿石3者会談の内幕話が読売に出ている。

 《このままでは国会運営が厳しい。郵政改革法案も廃案になりうる(輿石)。そんなに厳しいですか(鳩山)。前にも言ったではないか(輿石)》。

 キーマンの小沢は既に見放したのではないか。ただ、鳩山を下げると、次は自分の進退問題になる。そこの見極めようとあれこれ思案しているのだろう。たた、首相の進退について「これから決める」と語ったのは重大だ。「進退」を決する局面にあるということを認めた発言だからだ。

 《社民党の連立離脱を受けて、鳩山首相の進退論が広がる民主党は31日夜、役員会で対応の小沢幹事長への一任を了承し、6月1日にも鳩山・小沢両氏らであらためて協議を行うことになった。
役員会に先立ち、鳩山首相と会談した小沢幹事長、輿石参院会長らは、選挙を控えた参議院を中心に党内の現状が厳しいと鳩山首相に伝えた。
31日午後6時すぎ、鳩山首相は「力を合わせてがんばろうと」、「(首相の続投について確認した?)それは当然であります」と述べた。
民主党の高嶋筆頭副幹事長は、「(続投と)総理がそんなこと言っておられたんですか? あの(小沢)幹事長は、そういうことは『これから決めることだ』と」と語った》=FNN=。

 テレビに映った小沢の表情が異様に厳しかったのが印象的だ。福島罷免後の各紙世論調査では、最も高い毎日でも20%、後は軒並み10%に落ち込み、危険水域に入った。最速なら今週中にも鳩山辞任に向かう。小沢が同道すべきなのは言うまでもない。

 後任は枝野を推す。仙谷でもいい。思い切って小宮山洋子、さすがにそれはないか。いずれにしても垢がついていなくて、芯のあるやつが望ましい。
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