酔眼独語 

時事問題を中心に、政治、経済、文化、スポーツ、環境問題など今日的なテーマについて語る。
 

紳助引退

2011-08-25 05:47:08 | Weblog
 漫才からのし上がった島田紳助が、暴力団関係者との付き合いを理由に引退すると発表した。テレビをはじめメディアは大騒ぎである。

 《タレントの島田紳助(本名・長谷川公彦)さん(55)と所属先の「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」の水谷暢宏社長らが23日夜、東京都内で記者会見し、島田さんと暴力団関係者との親密な関係が明らかになったため、島田さんが同日をもって芸能界を引退すると発表した。

 島田さんは「(暴力団関係者とされる)友人は一般人と認識していた。完全に僕のミスです」と話した。

 同社によると、島田さんは友人と電話や電子メールで連絡を取り続け、法律に触れる行為はなく、利害関係もないが、島田さんが社会的責任をとって引退すると申し出た》=共同=。

 24日朝の各局はこの話題で持ちきり。毎日新聞は25日付けの「社説」で取り上げるほどの入れ込みようである。

 お笑い芸人がやくざと付き合っていただけの話である。なぜかメディアは毒舌系お笑い芸人に弱い。たけし、紳助、松本…。もうくたびれたが談志などもその口だ。巨泉、前武だって似たようなものだった。

 インテリ?メディアが心で思っていても口に出せないことをズバッと言ってくれるこうし連中を重宝してきたのだ。だから、突然の引退で大騒ぎになる。

 彼らが一般の人より尖った部分を持っているのは確かだろう。でもそれは「王様が裸だ」と見抜いた子供の目のようなものだ。この連中をあがめる人たちの目をまず疑うべきだ。

 日本と世界の危機が深まっているというときに、お笑い芸人のスキャンダルで盛り上がる。ああ平和だなあ。
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