記憶に残したいこと

     忘れない為に....

「みかづき」

2019-03-15 09:40:41 | book
これまたKNちゃんから回って来た本。
またまた初めての作家さん。
「みかづき」⇒(森絵都作)
主人公は塾講師(大島吾郎)→塾経営者(千明)→孫(一郎)と変わる。
大島吾郎は高校中退で小学校の用務員をやりながら、放課後には用務員室で子供たちの勉強をみていた。
そんな吾郎をスカウトしたのが子供の保護者である千明。
千明は公教育に反発し、学習塾を開く計画があった。
「学校教育が太陽だとしたら塾は月のような存在」と言って吾郎を引き込む。
塾は時代と共に様変わりしながら変化していくのだが....。

みかづき・・・「教育とは常になにかが欠けている三日月。満月たりえない途上の月。」

第14回本屋大賞2位。
塾にかかわる親子3代の話。


感想:読み出すとすぐに吾郎に魅かれて止まらなかった。
   千明が主人公になってからは反発だったり、反感だったりでダウン。
   孫の一郎が主人公になってからは一気読み。
   塾&教育の歴史を知る本でもあったなぁ~。
コメント
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