記憶に残したいこと

     忘れない為に....

「バラカ」

2019-03-22 07:56:29 | book
ちょっと長編を読みたくなったので自分で買った本。
桐野夏生さんの本はあまり自分では買わないんだけど.....。
「バラカ」⇒(桐野夏生作)
マグニチュード9の大地震が東日本を襲う。
津波と福島原発4基すべてが爆発し、関東は警戒区域に指定される。
「爺さん決死隊」(老人4人)はボランティアで群馬県T市の犬猫保護に行く。
放置された犬や猫を探しているときに、まだおむつをしている小さな女の子を発見し保護する。
名前を聞くと「バラカ」と言う。
バラカはどうして一人で警戒区域にいたのか?
幼くして被曝した彼女のその後は?

「バラカ」とは神の恩寵という意味。
ドバイの幼児売買組織で売られている子供の名前は全員「バラカ」。

ディストピア小説。


感想:最初は興味津々で引き込まれた。
   思いもよらない展開にはちょっと気持ちが覚めた。
   読み出しから徐々に興味がダウンしていった感じ。
   この本は好き嫌いがでるかもね。   
コメント (2)
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