これも新聞広告で知り、読みたかったので購入した本。
「ニワチリは一度だけ飛べる」⇒(重松清作)
主人公は三杉産業東京本部の営業部次長の酒井裕介。
営業成績は鳴かず飛ばず、争いごとを好まず、家族4人のサラリーマン。
そんな彼が人事異動で「イノベーション・ルーム」(イノ部屋)に降格移動になった。
「イノ部屋」は「リストラ部屋」とも呼ばれていて、自主退職か懲戒免職で辞めさせるための部屋。
部屋には彼以外に室長と、同時期に移動になった二人の計4名がいる。
ある日、裕介のパソコンにメールが届いた。
送り主は「ニワトリは一度だけ飛べる」。
メールの内容は窮地に陥るとニワトリも飛ぶということと、「オズの魔法使い」の話だった。
「オズの魔法使い」の登場人物になぞらえて予告めいたメッセージが送られてくる。
会社は自主退職か懲戒免職処分になるように仕向けるのだが.....。
この物語は、平成半ばの頃にとある冷凍食品会社で起きた内部告発事件をめぐる、ささやかなゲリラ戦の記録であるー。
感想:「この本は2002年から週刊誌連載で発表されたものの、単行本化は見送られた。
関係筋を刺激してしまったかららしい。
十数年後に関係者が亡くなり、家族の了解を得て文庫として1冊に収められた。」
本文読む前に上記みたいなことが書かれてると絶対に一気読みだよなぁ~。
降格された3人が「オズの魔法使い」の登場人物にピッタリで面白かった。
やっぱり正義は勝たないとねぇ~。
案の定徹夜一気読み。
「ニワチリは一度だけ飛べる」⇒(重松清作)
主人公は三杉産業東京本部の営業部次長の酒井裕介。
営業成績は鳴かず飛ばず、争いごとを好まず、家族4人のサラリーマン。
そんな彼が人事異動で「イノベーション・ルーム」(イノ部屋)に降格移動になった。
「イノ部屋」は「リストラ部屋」とも呼ばれていて、自主退職か懲戒免職で辞めさせるための部屋。
部屋には彼以外に室長と、同時期に移動になった二人の計4名がいる。
ある日、裕介のパソコンにメールが届いた。
送り主は「ニワトリは一度だけ飛べる」。
メールの内容は窮地に陥るとニワトリも飛ぶということと、「オズの魔法使い」の話だった。
「オズの魔法使い」の登場人物になぞらえて予告めいたメッセージが送られてくる。
会社は自主退職か懲戒免職処分になるように仕向けるのだが.....。
この物語は、平成半ばの頃にとある冷凍食品会社で起きた内部告発事件をめぐる、ささやかなゲリラ戦の記録であるー。
感想:「この本は2002年から週刊誌連載で発表されたものの、単行本化は見送られた。
関係筋を刺激してしまったかららしい。
十数年後に関係者が亡くなり、家族の了解を得て文庫として1冊に収められた。」
本文読む前に上記みたいなことが書かれてると絶対に一気読みだよなぁ~。
降格された3人が「オズの魔法使い」の登場人物にピッタリで面白かった。
やっぱり正義は勝たないとねぇ~。
案の定徹夜一気読み。