記憶に残したいこと

     忘れない為に....

「地下鉄に乗って」

2020-12-30 09:22:33 | book

浅田次郎さんの「おもかげ」を買ったら、「おもかげ」の前に同じ地下鉄の本が出てる事を知った。

シリーズではないけれど、それなら読んでみようか?と思い購入。

「地下鉄に乗って」⇒(浅田次郎作)

主人公はサラリーマンの小沼真次。

真次は3人兄弟で、自殺した兄と父親の事業を継いだ弟の真ん中。

兄の自殺後、真次は父親を嫌って母親を連れて家を出た。

父親は入院していて真次に会いたがってると聞くが、真次は会おうとしなかった。

同窓会の帰り、真次は地下鉄駅の階段を上がると、そこは30年前に住んでいた町だった。

戦後、戦中、戦前と時間を行き来するうちに、父親の生い立ちを知る。

真次は父親を許せるのか? 兄はなぜ自殺したのか?

 

 

感想:タイムスリップするのはいいんだけど、戦争絡みやから暗い。

   好みの本ではなかったわ。

   読み終わるまで結構時間がかかったなぁ~。

 

コメント
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