もこにゃんとばあば

もこにゃん もうすぐ八才(2015年生れ)
登場数は少ないですがヨロシク!にゃん

自転車

2023-03-18 05:29:01 | 俳句・短歌

ものの芽の匂いと共に風を切る

自転車のロード駆け抜けちびっ子の

      車輪小回り目の回るごと

 

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長距離を歩くロングトレイルや耕運機による日本縦断、犬連れヒッチハイク。斉藤政喜さんは約30年前から、さまざまな形で旅を続け「シェルパ斉藤」のペンネームで紀行文を発表している。
 
宗谷管内の礼文島や沖縄県の波照間(はてるま)島などを自転車で巡った見聞録は「シェルパ斉藤の島旅はいつも自転車で」(二玄社)にまとめた。
 
島では「車に邪魔されることなく、悠々と美しい海岸沿いの道を漕ぎ出せる」と記す。
 
雪解けが平年より早い札幌市内では、ペダルをさっそうと回す姿を目にするようになった。
 
安全に走るには備えが欠かせない。道路交通法の改正で、来月から自転車に乗る際、全年齢でヘルメット着用が努力義務となる。
 
警察庁のまとめでは自転車死亡事故の約6割は頭部が致命傷だ。ヘルメット非着用時の致死率は着用時に比べ約3倍近くになる。
 
スーツやカジュアル衣料に似合うヘルメットの品ぞろえも増えている。転倒した際の衝撃軽減効果を考えれば必携品と言えよう。
 
時に自転車は凶器にもなる。 道交法では車道の左側走行が原則だが、車との接触を恐れ、十分な徐行をせずに歩道をわが物顔で走る自転車が散見される。
 
警察庁によると、昨年は自転車に衝突されて死亡した歩行者は全国で3人、重傷者は309人だった。加害者にも心の傷は残る。
 
斉藤さんはサイクリングの魅力について「自分の足で進む充実感」を挙げる。気分が高揚しても、冷静さ、慎重さを失わずに目的地を目指したい。(白井高秋)(北海道新聞今日の話題2023.3.17より)

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孫も自転車で通学しています。婆ちゃんとしては心配なことですが気を付けてと祈っております。

私も昔は自転車に乗っていましたが四十代で止めました。

昔は何十キロも走れていましたが40代で体力の無さに限界を感じました。

風を切って走る事はとっても気持ちが良かったのですが・・。

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長谷川誠展、鑑賞してきました。

長谷川誠さんは私より少々若い方だったようですが、既に帰依されていました。

心臓が悪くて入院中に突然亡くなられたそうです。

奥様が展覧会の会期中は市内に民泊されて毎日会場に来られているようです。

長谷川画伯と親交があった網走の画家さんもいろいろ説明をしてくださいました。

網走の画家さんの絵画(カラオケ仲間)


多様性

2023-03-17 05:38:24 | 俳句

未来へといろいろ魅力の株分けや

背の高い植物もありその逆の

        植物もある庭魅力的

 

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地球温暖化は本当に起きているのか。

その問いが物議をかもしたマイケル・クライトンの小説「恐怖の存在」は、流動的な観念を妄信し、異論を封じることの危険性に警鐘を鳴らした。

その例として取り上げたのが、19世紀半ばに英国で起こった優生思想である。

ダーウィンのいとこゴルトンは進化論を人間社会に適用。遺伝的に優秀な子孫を残せば国家や民族は発展するとし、不妊手術で障害者や病者の子孫を断つことを提唱した。

忘れてならないのは世界中の科学者や政治家が賛同し、不妊手術や産児制限を奨励したこと。

日本でも人権擁護派までが遺伝的優劣を肯定し、人種改良論すら唱えた。

旧優生保護法下の不妊手術を巡る裁判で札幌高裁が国に賠償を命じる判決を言い渡した。

不法行為から20年で賠償請求権が消滅する「除斥期間」の適用を制限した判断は高裁で3例目。

当事者事情に配慮した流れといえよう。

基本的人権の尊重を定めた日本国憲法下で忌まわしい思想を優生保護法の形で生き長らえさせたのが、「公益」という名の怪物だった。

公益のためなら人権侵害も許されると解釈され、違憲性否定の論拠となった(「戦後民主主義が生んだ優生思想」六花出版)。

1996年の法改正までに約2万5千人が不妊手術の被害を受けた。

その間、疑問の声を上げずに放置した社会こそ、「恐怖の存在」であったことを肝に銘じたい。

(北海道新聞卓上四季2023.3.17より)

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昨日は札幌高裁で強制不妊手術をした国に賠償命令が出されました。

札幌高裁は旧優生保護法の除籍期間の適用を認めないとしてその理由に挙げています。

僅か30年前の出来事です。

ところが検察側は特別抗告を出したようです。

法律を盾にする検察に対するには、差別をした国を罰する法律が必要なのかもしれませんね。

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今日は令和2年に急逝した網走市出身の日本画家 長谷川誠の特別企画展に行ってきます。

網走美術館所蔵作品とご遺族より寄贈を受けた日本画およそ100点が展示されているようです。

毎日地元のタブロイド判の新聞に作品が白黒で掲載されているのですが、それを見ても素晴らしい作品だと伝わってきますので、楽しみに見てきます。

網走の思い出

私も子供の頃この岸壁で弟たちとチカ釣りをしていました。


しがらみ

2023-03-16 05:00:00 | 俳句・和歌

しがらみに纏わる雪も解けゆきて

 

山川に風のかけたる柵は

     流れもあへぬ紅葉なりけり

春道列樹(はるみちのつらき)百人一首より)

山あいを流れる川に風がかけたしがらみは、流れきれずに(そこ留まっている)紅葉であったよ。

 

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政府が保有に向けて突き進む敵基地攻撃能力(反撃能力)を巡る岸田文雄首相の国会答弁に、もやもやが募る。
 
首相は3年前の自民党総裁選で保有に慎重姿勢を示していたのに、その半年後に突如、積極姿勢に転じた経緯がある。
 
短期間に考えを変えた理由をただされ、首相は「国民を守るために考えた結果」と答えた。果たして、そうか。
 
当時の報道を見ると、次期総裁選をにらみ、保有を主張していた安倍晋三元首相をはじめとする保守派の支持を取り付ける狙いがあったとの見方が大勢だった。
 
首相はハト派の自分とタカ派の安倍氏とは政治信条が異なるとも語っていた。
 
首相になるための「変節」が、平和憲法の下で戦後日本が形作ってきた国家像を根底から崩しかねない政策転換に結びついてしまう。そうだとすれば、背筋が寒くなる。
 
安倍氏がこだわりながら実現できなかった改憲も、保守派へのアピールとして、深い考えもなく進めているようにしか見えない。
 
そんな岸田首相の態度に、史上最低の支持率を記録した首相が記憶喪失になって巻き起こす騒動を描いた映画「記憶にございません!」を思い浮かべた。
 
カネと権力にまみれた首相が記憶を失って、政治を変えようと奮闘する。
 
政治を一から学び直すために、招かれたかつての恩師が言う。「しがらみから解放され、最も自由な総理大臣になった」 岸田首相もしがらみから解放され、まっさらな気持ちで政治に取り組んでほしい。(高須賀渉)(北海道新聞今日の話題2023.3.15より)

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政治家はその時々で言うことが変わる、昨日の高市さんは信用できないなら質問するなと言っていた。

こんなことで良いのか政治。

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今日はカラオケ教室です。

今日はエイトビートの演歌を習います。

演歌にもエイトビートがたくさんあります。


言葉の巨木

2023-03-15 05:38:17 | 俳句・短歌

しとしともぱらぱらもある春の雨

美しき言葉の先の平和問ふ

     嘘で固めし首相は倒れた

 

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米国ハワイには「雨の木」(レイン・ツリー)という巨木がある。

一体どんな木か。当地の女性は語る。「夜なかに驟雨(しゅうう)があると、翌日は昼すぎまでその茂りの全体から滴(しずく)をしたたらせて、雨を降らせるようだから」。

大江健三郎さんの「『雨の木』を聴く女たち」の一節だ。濃い緑の茂みや光り輝く雨粒までがまぶたに浮かぶ。

深い土の匂いや湿った風すら感じられるようだ。説明文とは、その本質に触れる時、ほとんど詩に近い言葉の味わいを獲得するものだという。

「雨の木は、この数行の説明で鮮烈なイメージとなって読み手の脳裏に枝葉を広げる」。

文学者野崎歓さんは自著「無垢の歌 大江健三郎と子供たちの物語」にそう記した。

高校の国語教育は論理的・実用的な文章を重視する流れにある。

情報化社会に必要な読解力や論述力を養うのだとか。

大江さんの小説は「論理国語」と「文学国語」のどちらに属するのだろう。

大江さんの作品の特徴の一つに子供時代を想起させる豊かな想像力があった。

ノーベル文学賞作家が紡ぐ世界の不安や孤独は非力な声なき声の代弁でもあろう。

それは実用偏重の国語教育では伝わるまい。大江さんは雨の木を「頭の良い木」と書いた。

世界を焼き尽くす「核文明」にあらがう自然界の象徴に託した願いである。

大江さんが88歳で亡くなった。豊かな想像力という果実を付ける言葉の巨木が倒れた。(北海道新聞卓上四季2023.3.15より)

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大江健三郎さんと言えば、ご長男の光さんを思い出します。

障害を持って生まれたが、音楽の才能が有ることが分かり作曲活動をされていましたね。

私の弟も特別な才能は有りませんが障害者なので何かしら心に残っております。

個人の中に積み重なる文化がやがて「世界全体の生きるに値する平和」を守ることに重なる、と説いた大江さんの生き方や思想は学ぶべきものがあります。

大江さんの作品を読んで改めて感じたいと思います。

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昨日は久しぶりの短歌の例会でお食事会をしました。

二時間の間に食事をし、短歌の添削をし、悲しいかな食事を楽しむ余裕がなくなったのにはやはり、コロナの影響があるのでしょうかね~。

わいわいお喋りしたかった。例会で無い時の方が良いかも。

でもお寿司会席は美味しかったです。


捏造

2023-03-14 05:47:46 | 俳句

種袋エフワンだけが詰め込まれ

優劣の法則にのり作られた

      一代限りの嘘の種あり

 

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袴田事件第2次再審請求審で、静岡地裁が再審の開始と袴田巌死刑囚の即時釈放を命じた日のこと。

東京拘置所を出る袴田さんの姿を報じるテレビ画面を前に涙をこぼす人がいた。

一審で主任裁判官を務めた熊本典道さんである。思わず出たガッツポーズはまるで元ボクサーの袴田さんのファイティングポーズのようだったという。

「良かった」「ゴメン」「もっと早く」。言葉はおえつで続かなかった。

無理もない。無罪心証を持ちながら、他の裁判官を説得できず、死刑判決を書いた事件だ。

良心の呵責(かしゃく)に耐え切れずに退官するが、酒に溺れ、死に場所を求めてさまよった(「袴田事件を裁いた男」朝日文庫)。

1968年の一審判決は奇異な内容だった。捜査側が作った被告人調書をほとんど排除しながら、自白調書だけで有罪と認定。

おまけに付言では、強引な取り調べを厳しく批判し、猛省を促したのである。

無罪心証で書いた判決を結論だけひっくり返したような破綻であった。2014年3月の再審開始決定から9年。

第2次再審請求審の差し戻し審で東京高裁が検察官の即時抗告を退けた。

死刑判決から半世紀の時を経て開かれた再審の扉だ。再び閉ざそうと特別抗告などで浪費する時間などない。

熊本さんは自らの人生に100点満点で20点をつけていた。

無罪判決をこの目で見たい。3年前に亡くなった熊本さんの願いであった。(北海道新聞卓上四季2023.3.14より)

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東京高裁も証拠捏造の疑いを指摘して、再審を認めましたね。

捏造と言えば高市さんの捏造主張が苦しくなってきましたね。

法曹界の捏造はもう無いと思いますが、政治家たちの捏造はまだまだ出てくるのでしょうね。

昨日は森友事件の籠池夫妻が検察庁に出頭し収監されたようです。

森友事件もまだまだ闇の中と言っていいような、籠池夫妻はある意味政治家たちに利用されたのかも知れませんね。

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今日は短歌倶楽部の例会です。

昨日はマスクの話でもちきりのワイドショーでしたが、今日はそんなことも無いでしょう。

やっとお食事会が出来るようになりました。

待ちに待ったお食事会です。今日はお寿司屋さんです。