脱力日記

スポーツ、本、映画ときどき仕事。自分の身の回りにある、ふとしたことを書き留めたいと思います。気軽にコメント下さい。

思考

2012-04-25 19:12:39 | 日記
勝負の神様は時に意地悪です。

バルセロナはチェルシーとホームで引き分けチャンピオンズリーグ連覇の夢を絶たれました。

メッシのPKが入っていれば…。バーにあたりゴール側に落ちていれば…。ミュンヘンで相手を完全に翻弄するフットボールが見れたかもしれません。

バルサの相手はチェルシーではなく、レアルでもなく過密日程だった気がします。頭をフル回転しなくてはならないポゼッションサッカーには疲労が足かせでした。特にメンタル、思考の部分。

頭が疲れると、どうしても安全なパスを選択しがちになります。取られてカウンターされたらどうしよう。独創的な動きは制御され、ただ時間だけが過ぎていく…。

バルセロナは全てのタイトルを狙わなければならないチームです。
リーガにも、可能性が残ってしまったため捨てゲームが作れなかった。メンタルを休める時間が足りなかった。

逆に考えると素晴らしい挑戦だったと思います。全ての可能性を信じ全力で戦い、力尽きたのですから。

ペップはこういいます。我々のシーズンではなかった。負けて学ぶことも多い。

ユーロ、五輪を経てやってくる来シーズンはコンディション的にはさらに厳しい1年になります。

カテナチオが、美しいサッカーを喰ってしまうことは何年に一度かで十分。

フットボールの将来ためにも、バルサには立ち上がってもらわないと困る。

ファンの皆さま、こういう時はすっきりさっぱり忘れましょう。

This is football

これがフットボールさ