脱力日記

スポーツ、本、映画ときどき仕事。自分の身の回りにある、ふとしたことを書き留めたいと思います。気軽にコメント下さい。

呪文

2012-10-01 01:13:57 | 日記
それでも恋するバルセロナ。

アメリカ人の女性2人が、旅行先のバルセロナで恋に落ちる映画がありました。

母国にフィアンセがいながら、
情熱的な恋にのめり込んでゆく。

暇つぶしにオススメなライトムービーです。

さてさて話は変わって、バルセロナFCのダヒドビジャです。
セビージャ戦の終了間際、決勝ゴールを叩き込んだ後のリアクションが素敵でした。

大喜びで自分に向かってくる仲間を制し、笑顔は控えめに淡々とそして悠々とピッチを走る。

言葉には出さずとも、こう言っているようでした。

俺の力はこんなもんじゃない。

スペイン代表の王様で、バレンシアで王様だった彼が、バルセロナに移籍してきて3年目。昨年のクラブW杯で左足を悪夢の骨折をしているから、今季はカムバックを示すシーズンであります。

セビージャ戦の前の試合ではメッシと口論したことが話題になったり、シーズン終了後、ネイマールがやってきた時には放出されるのでは…と噂されたり、外野が少しガヤガヤしている今日この頃でもありました。

だからこその、ドヤ顔だったと私は見ます。

レベルは違えど、骨折からの復帰は、とんでもない努力が必要であったことは私にだって想像できる。

一度は砕けた左足を強振したあのゴールは、30歳になった愛称グアッヘ(スペイン語で子供の意)の新たな伝説の始まりなのかもしれません。

それでも決めるダビドビジャ。
それでも決めるダビドビジャ。

今季限りは寂しすぎる。
クラシコで、チャンピオンズリーグでゴールを決めて欲しい。

大好きな点取り屋のさらなる復活を祈って、呪文を唱えるとしましょう。

それでも恋するダビドビジャ