去年の4月、あるサッカー大会で優勝し、バイエルンのアウェーユニホームをもらいました。
当時は何だかあなぁと思ったけれど…事情が変わった。
これからは練習着のファーストチョイスになりそうです。
バイエルン無敗の史上最速優勝。まだ3月ですよ、しかし。凄い。
今、ライブでサッカーを見ている人は幸せだと言われます。
メッシ、ロナウド。
歴史的な選手を毎週、目撃できるからであります。
しかし、もう一人。この男が、今、生きていることに感謝するべきなのかも。ベンチで革命を起こし続けるペップ・グアルディオラです。
自分の哲学を貫きながら、勝てる。
稀有な監督。
以前、ブログで批判したベンゲルとの決定的な違いは、そこ。
まして、哲学もなく、勝利もないユナイテッドのモイーズは、同時期に采配を始めたのに、はや、周回遅れな感があります。
さて、そんなペップの戦いを細かく描写した本があります。
グアルディオラの真実。
朝日新聞出版から1800円で販売されております。
かなり高額ですが、映画を見に行ったと思えば安いもの。2日間で一気に読破しました。
その中でも興味深かったのは、バルサ退団後の他クラブからのラブコールのお話。
あのクラブも、あのクラブも、あのクラブからも…。
チーム名を書いてしまうとネタバレになって、せっかくの本が台無しになるので伏せておきます。
だけど、想像するのは本当に楽しい。
あのチームに行ったら、ペップはどうしていたのか。
次はプレミア辺りで見たいものです。
ということで、私のサッカー観戦ライフにも来季は変化が起こりそうな予感。
テレビ契約の話です。
バルサが見られるWOWOWは、もちろん継続ですが、
香川がほとんど映らないプレミアに別れをつげ、来シーズンはブンデスリーガを初めて追っかけてみようかな、と。
まぁ、私だけでなく世界中のサッカーファンが、そんな動きをするのだから、ブンデス、バイエルンはウハウハでしょう。
ペップを射止めたバイエルン。
彼らは、掛けに勝ちました。
一番の成果は、無骨なサッカーから、素晴らしいサッカーへ。
世界中にアピールできた、イメージの刷新だったのではないのでしょうか。