宮里藍の思考ルーティン。
深夜、スポーツ番組で興味深い内容を取り上げられていました。
まず、彼女は
思考ボックスと実行ボックス
というものを自分の中に作りプレーしているのだとか。
思考ボックスとは、アドレス前に考える時間のこと。
実行ボックスとは、思考ボックスで考えたことを、ただ実践する場所。
要は、プレーする部分では、何も考えずに体を動かすことに集中せよ、ということであります。
できれば、早く、サラーッとが、ベスト。
さらに、面白かった考え方を、ご紹介しておきましょう。
ラウンド中の移動、歩行時間は、リラックスに当てる
→次、どう打とうとか、ずっと考えると思っていたので意外です
ポジティブなことしか考えない
→例えば、右足下がりが嫌だなぁと思う
→でもゴルフをというスポーツは、ほぼフラットな所から打つ場面はない
→だから仕方ない
→それを楽しもう
納得です。
では、これを勝手ながらサッカーの思考ルーティンに落とし込んで見ましょう。
ではラインをまたいでグラウンドに入る前、
思考ボックスの部分です。
自分や仲間が、よく口にしてしまう言葉。
休み明けだから、調子がよくないかも→今、言っても仕方ないです。多分あまり変わらないのに
風下だからやりにくそうだなぁ
→外でやるスポーツだから当たり前。戦術的な解決策を考えるべき。
そして実行ボックス、つまり試合に入ってから
やっぱり調子が悪いなぁ
→その場の状況で全力を出せばいいのです。急に体は軽くなりません。そんなこと相手は知りませんよね。
練習不足で連携がイマイチだなぁ
→練習していたとしても、そんなに上向いたでしょうか。こちらの話でも、戦っている相手はそのことを知りません。
まぁ、ゴルフに比べサッカーはより、試合に入ってから、思考と行動をクルクル考えなければいけないスポーツでありますが。フォーメーションが変わったのに、その前と同じ
ように何も考えずにプレーしていたら、タダの馬鹿ですから…。
それでも、宮里藍の考え方、参考になる部分は多いです。