優緋のブログ

HN変えましたので、ブログ名も変えました。

曽我兄弟の仇討ちについて

2020-10-27 20:32:40 | ミュージカル刀剣乱舞
早いもので、ディレイ配信が終わって1週間。
配信中は結局毎日(全部ではなくても)見ていたので正直淋しいです。

こういうのを「ロス」っていうんでしょうか。

早く音楽配信してほしいですね。ソロが聞きたいです。


ところで、「曽我物語」。双騎の題材としていいと思いますし、よくできていたと思います。
2人ともお芝居も歌も上達して。

ただ、ちょっと不満というか不安というか。
刀剣乱舞ファンにとってはどーでもいいことなのかもしれませんが、歴史好きとしては「あれが本当」
と思われるのは、う〜ん

1時間という制約の中で、端折らなければならないのは仕方ないんですけどね。


ザックリ言ってしまうと、兄弟はあんな純粋に一途に仇討ちだけを考えていたはずはないし、
あんな悪者対純粋な兄弟の勝負なんて単純なことじゃなかったはず。


平安から鎌倉にかけての、「武士階級」が成立してゆく過程の出来事。
親が殺されたら仇討ちをするのが“当たり前”ではなかったし、そもそも、兄弟のおじいちゃんがやらかした
事に対する報復のとばっちりで兄弟の父は死んでる。

だから、工藤祐経が悪者ってわけではないし、かと言って頼朝や北条氏にとって目障りになっていたのも確からしい。

兄弟は北条時政に利用されたのかもしれないし、わかっていてもそう生きるしかなかったのかもしれない。

曽我の家は領地も少なく、先妻の息子が嫡男だったから十郎は生きていても継ぐべき領地もない。

兄弟には下に弟が2人いたようだが、2人とも事件に連座して死んでいる。
川津家、伊東家は平家方についたために没落。

結局、平家方について没落した家の若者たちを踏み台にして武士の世の中の基礎固め、武士の生き方を権力者の都合の良いように
作り上げたのではないのだろうか。


と、まあ偉そうに書いてみましたが、ほとんど永井道子さんの小説の受け売りですf^_^;)

歴史とは「物語り」です。
どう解釈して意味を与えるかで全く違うものになるんです。

刀剣乱舞双騎出陣 SOGA2020 感想3?

2020-10-16 14:46:55 | ミュージカル刀剣乱舞
昨日15日からディレイ配信開始。
ということで、また見ました(苦笑)
都合、三回目。

娘は、「気分じゃない」と言って別のアニメをネットフリックスで見ていて、途中何度か来たけれど。

初回(大千秋楽ライブ配信)は、ドキドキハラハラ感が強くて気づけなかった部分がだんだん見えてくる。
今回の2部(ライブパート)は、去年に比べるとダンス部分がだいぶ少ないというかおとなしい。

髭切役の三浦さんが怪我をしたのか、全くジャンプ等のバレエ的振付は無し。
膝丸が前に出て歌い踊っている時は、下がってうしろを向いて佇んでいる場面も結構あった。
踊らずに歩いて移動しながら上半身(手、腕)のみの振りも多かった。
膝丸も前転、バク転は一回づつ披露したが、前回に比べればそれでもアクロバティックな動きは控えめ。

それでも、物足りなさをそれほど感じなかったのは、歌唱力が上がったこと、演出の工夫か。
三浦さんはもともと手の表現力(?)腕使い、手の指先まで神経の行き届いた美しさを表現できるから、
怪我もあったのかもしれないが、演出(振り)の変更の時点で今回は”歌で聞かせる”と切り替えたのではと私は思っている。

膝丸のソロ曲、どなたかが「頑張って色気を出している」と書かれていたが、確かにそういう部分も見えて微笑ましい。
”大人になったぞ”をアピールするのも今回の選曲、振付のポイントだったのかも。

髭切のソロは、とにかく美しい。
姿も、歌も。

演技力もついてきているから、これからはバレエ的振付のダンスを見ることが少なくなるのかもしれないが、
それも魅力の一つであることは間違いないので、次の機会にはぜひまた美しいジャンプ、ターンが見られることを願っている。

ディレイ配信は18日までとか。
毎日、きょうもやっぱり見るのかなぁ。(見るんだろうなぁ。時間ないけど。ソロ曲だけでも)




ミュージカル刀剣乱舞 双騎出陣2020 感想

2020-10-13 19:53:15 | ミュージカル刀剣乱舞
前回の続き
やっと感想か?

実は、昨日も見ました。
再ライブ配信というもの。

大千秋楽のライブ配信と同じ物を再配信するのですね。
休憩(30分)もあるのでちょっとびっくり。

休憩はカットして、まあ10分ぐらいはあっても良いが、そのままってなぜなんでしょ。


まあ、そんな余談を書いているとまた感想に行けないんで。


1部
曽我物語の主人公兄弟を髭切・膝丸を演じるという設定、脚本は去年の物と同じ。

全体として筥王・膝丸の幼児感、一万・髭切のお兄ちゃん感が増していました。
青年になってからとのメリハリをより強調した感じ。

コロナ対策の演出として、手を繋ぐとか抱き合うとかが出来ないので、常に距離を取っていることが、より悲劇性を増しましたね。
特に最終盤の2人が手を伸ばして事切れる場面は、去年の折り重なって息絶えるより悲しみに満ちていた。

悲願であった仇討ちを成し遂げても、虚しさ悲しみだけがあった。


今回の映像で何度か真上からのカメラワークがあったが、とても効果的。
2人が息絶える場面も真上から。

あと、物語、芝居の内容とは無関係な感想?
2人の腕や足の筋肉美が半端なかった。

ミュージカル刀剣乱舞 双騎出陣2020 大千秋楽ライブ配信鑑賞 

2020-10-12 16:28:41 | ミュージカル刀剣乱舞
お久しぶりでございます。

なんとか元気に生きております。
年に数回(数年に一回?)では訪れる方もいらっしゃらないでしょうが、
自分の覚え書きとして。

娘に布教され、数か月前からミュージカル刀剣乱舞の過去映像を見るようになり、
髭切(三浦宏規さん)のにわかファンとなった次第。

なんか、去年も夏頃(?)突然宝塚返りして数カ月明日海りおさんを追いかけましたが、
気づくのが遅すぎましたね。

なんとか退団公演のライブビューイングには間に合いましたが、結局そのまま自然消滅?
明日海りおさんご自身は、退団後も着々とコロナにも負けず自分らしく進化を遂げられているご様子。
また、いつか女優もしくは歌い手の明日海りおさんのファンになる日も来るかもしれませんね。

ところで…
コロナのお陰で舞台や音楽芸術に触れる機会が少なくなり、(宝塚を含め)淋しい想いをしていましたが、
「ライブ配信」というその場所に行けない人も家で鑑賞できるという、ある意味良い先例ができました。

もちろん、その場で生の舞台・音楽に叶うものではないですが、去年の明日海さんの退団公演のライブビューイングでも思ったことですが、
今までなら見ることのできなかった人も見ることができるようになった。
これは、画期的なことです。

私は今回、もしコロナが無くて普通に公演があったとしても体調の関係で(お金のことももちろん)舞浜へはもちろん
市内の映画館でのライブビューイングでも行けなかったと思います。

だから、家のパソコンの画面ではありましたがライブを見られたことは本当に嬉しい。
しかし、息子(さすがに孫ではないが)のような年齢の青年たちを応援するのは、”見守る”感が大きくてドキドキ(いや、はらはら?)する。

子どもの運動会で、転びやしないかと見守る感じ?

DVDならば、もう終わって結果が分かっていることなのでそんなことはなかったが、昨日はライブでしたから。

コロナを配慮して演出が変わっているのはすぐにわかりましたし、フェイスシールドをつけてのダンスはやりにくかろうなぁとか色々。

ちょっと疲れもあったのかもしれないが、途中から動悸がしてちょっと胸が痛かったり。
家ですから、薬を飲んだり楽な姿勢をしてやり過ごしましたが。

そんなことを語っていると、感想にたどり着けない。
夕食支度の時間なので、後で追記できれば…