もう、投稿するのは何年振りか?というぐらいのご無沙汰。
このまま使わずに放置か、と思っていたくらい。
この一週間で、ちょっとした変化があったもので。
覚え書きしておくにはどこのブログか?と考えたとき、やはり元の本宅のここにするかということで。
今年体調を崩して仕事を辞めてから半年ほど、ゴロゴロしながらネットニュースで時事問題の勉強をしていた。
いやはや、この国は結構危ういところにあるのだな、ちゃんと勉強しなくちゃとは思うものの情報を追うのにいささか疲れてしまった。
そういう時は頭を使わなくていい韓国ドラマ(時代劇)かなと動画をタブレットで見る日々。
時代考証などはないと思っているので(ファンタジーですから。)主人公の成長する様がみられるものが好み。トンイとか今更ながらチャングムとかね。
しかし、それも少々辟易してきたときに、YouTubeでおすすめ動画に上がっていたのが元タカラジェンヌさんの動画。
「ふう~ん。近頃はこういう人もYouTubeをするのね。」と時代の流れを感じました。
かれこれ40数年前「ベルサイユのばら」が初めて宝塚で上演されたころ、一年ほど宝塚に通い詰めたことがありました。
花組の榛名由梨さんの「アンドレ」が素敵でファンになりました。
といっても、その当時中学生。
月に何度も見るほどお金はないし(あの当時、東京宝塚劇場の一番安い席(3階席だったような)は700円でした。)そのころはまだ東京では通年上演ではありませんでした(確か)から、実際に劇場で見たのは3回くらいだったと思います。
あの当時はすごいブームになって、NHKでも放送がありました。↓ これ(八千草薫さんがご案内役。貴重な映像です。BSで再放送があったんですね。)
🌺 1975 宝塚花組公演『ベルサイユのばら』パレード ~ 榛名由梨 安奈淳
日曜日の朝早い時間帯には(民放で)番組があったように記憶してます。
ビデオも家になかったので、テレビから音だけカセットの録音して何度も聞いたりしてましたねぇ←今から考えると、涙ぐましい努力
家から40分ほどで東京宝塚劇場に行けるので、上演もないのに売店に行って本を買ったりしてました。
ネットもない時代ですから、情報収集と言えば本とか雑誌だけでした。
友の会にも入ったと思います。
一年ほど夢中になっていましたが、やがて受験でそうもしていられず結局それきりになりました。
高校を卒業して霞が関に勤めるようになったので、行こうと思えば行くことができたのですけれど、結局榛名由梨さん以外のジェンヌさんには興味が湧かなかったんですね。
榛名さんのアンドレが好きだったんだな~
その後は、芸能人に熱を上げる余裕もなく過ぎてしまった感じでしょうか。
就職、結婚、子育て…まあ、忙しかったです。
今年に入って、冒頭にも書いた通り体調を崩してしまい寝たり起きたりの生活。
時間はあるけれど無理はできないし、本を読むと肩こり頭痛になるのでタブレットで動画を見る(聞く)ことが増えました。
YouTubeを見ていると、勝手にいろんな動画をお勧めしてくれるんですね。
元タカラジェンヌさんの動画を見ていたら、懐かしい映像が上がっているのがわかって。
懐かしさから色々検索していたら、なんと「ポーの一族」が宝塚で劇化されているのを発見!
花組公演『ポーの一族』制作発表会 パフォーマンス(ノーカット)
もう、びっくりです。
漫画そのまま。美しい
エドガーをやっているこの方は誰?
声も素敵ですし、歌が上手い。
「ポーの一族」は高校時代の友人から勧められてとても好きな漫画でした。
全巻持っていたのですが、大分以前に処分してしまいました。残念。
明日海りおさんという花組のトップスターさんなんですね。
検索をしたら、昔榛名由梨さんがやった「新源氏物語」の光源氏や「あかねさす紫の花」の中大兄皇子をやっていて、どれも素敵でした。
この数日ですっかりファンになってしまい、うっかり楽天テレビの宝塚オンデマンドプレミアムを契約してしまいましたとさ
(笑)
相手役の(娘役トップさん)仙名彩世さんは宮城県出身名取市出身だそうで、それも縁を感じます。(勝手ながら)
ただ、残念なことに仙名さんはすでに今年退団されたそうで、明日海さんも11月で退団されるのですね。
東京まで見に行くこともできないし楽天テレビで過去作品を楽しもうと思っていたら…
宝塚歌劇 花組東京宝塚劇場公演千秋楽『明日海りおラストデイ』ライブ中継
「ええっ!宝塚って、ライブビューイングまでやるんだ!」時代が変わったんですね。驚くことばかりです。
しかも、首都圏の劇場は一次選考抽選で売り切れているところも結構あるとか。すごい人気。
40年前のベルばらブームが去った後はそれほどの人気ではなくなったのかなと勝手に思い込んでました。
幸い、近くの映画館は二次抽選があったので思わずポチりました。
当たるといいな~
「あ~、お母さんの思い込んだら一直線に突っ走るがまた始まったよ…」という家族の声を背に明日海さんを追いかける日々がしばらく続きそうです。