💫 ネタバレありですので、未視聴の方
内容を知りたくない方はスルーして下さい。
「キルミーヒールミー」を見た。
チソンさんは、
最近お気に入りの俳優さん
最初に見たのは「医師ヨハン」
自身が痛みを感じない「無痛症」を抱えながら
ペインクリニック科(=麻酔科?)疼痛外来の医師・教授として
患者の“痛み”に寄り添う
それは、本当に全力で“痛み”立ち向かう
自分の病気も悪化してきていて、
眩暈で倒れるくらいなのに
いざというときは
全力で駆けつける
それはもう「いやいや、お医者さんそんなに走らんだろう?」
刑事ドラマ(「太陽にほえろ!」歳ががバレるね)か?
というくらい、走るシーンが多い
まあ、それだけでも、カッコいいです。
相手役の女優さんも素敵で
「そんな大きな目でじっと見つめられたら、
そりゃ、教授じゃなくても惚れてまうがな」
というくらい愛らしい
その上、真面目で優秀で一途だったら
もう好きになるしかない
医療ドラマなんですけど
恋愛要素満載
そんなわけで、
「チャ・ヨハン教授」にゾッコンだったので
そのイメージが崩れてしまいそうで
「キルミーヒールミー」を視聴するのを
しばしためらっていた。
見てみたら、評判通りの七変化
見事な演技にビックリ⁉️
主人格の「チャ・ドヒョン」は
財閥御曹司(ただし愛人の子)で温厚な人柄のイケメン
もう、言うことなしの男性。
けれど、幼い頃の辛い経験から
自分を守るために
心がバラバラになり多重人格になってしまう。
チャ・ドヒョンの受けた傷の痛みを耐える人格として
自ら生み出したのが、凶暴性のある「シン・セギ」
髪をかき上げて、アイラインを入れた、
鋭いが冷たく哀しみをたたえた目を持つセギ
チソンさんは“いい人”の印象が強いですが
悪役をやったら凄そうと
セギを見て思いました。
セギは、凶暴なのに
リジンの言うことには逆らえないのが
ギャップがあって🤭面白い
リジンはセギ(=ドヒョン)の初恋なんですね。
そのことを、覚えているのはセギだけで
他の人格は知らない(ドヒョンも)
セギは、辛い記憶を受け持つ人格だから
セギがドヒョンを眠らせて主人格になろうとしたのは、
ドヒョン自身の心がもう“無理”と
悲鳴をあげていたからなんでしょうね。
そんな時、
新米医師研修医1年目のオ・リジンと出会う。
過去の記憶のあるセギは、
「初恋に出会った」と
ドヒョンを眠らせ自分が主人格となり
リジンを手に入れようとする
セギとドヒョンの人格交代だけでも
充分面白くてハラハラドキドキするのに
さらに17歳の自殺願望青年、その青年の双子の女子高校生
酔っ払いのおじさん、謎の女の子ナナ
そして最後にミスターX
てんこ盛りで最後はどうなるのかと思いましたが
ハッピーエンドでしたね。
めでたしめでたし
しかし、強欲ドヒョン母や
会長職を狙っていたライバル社長の父(おじ?)
ドヒョンとよりを戻そうとしていた
初恋(とドヒョンが思い込んでいた)の彼女は
どうなったんでしょうね。
その他大勢の結末は
それぞれご想像にお任せですかね
そこまで描いていくと
40話とか60話になっちゃうのかな。
韓国ドラマ、登場人物多くて
それぞれ個性が強くて
ドロドロ関係が多いですもんね。
そうそう、書き忘れるところでしたが、
交代人格の中で
“自殺願望のある”17歳の高校生、アン・ヨソプ
意外とこのキャラクターが好きでした。
高校生に見えるかどうかは微妙ですが、
物静かで、詩を書くことが好きで
“自殺願望のある青年”をうまく表現してました。
あんな子を見たら、
リジンでなくても「死なないで!」と
助けたくなる。
同級生にいたら、片想いするかも💕
ヨソプはドヒョンのナイーブな部分
苦しくて死にたいという部分を担っている人格なんですね
では、双子の女の子アン・ヨナは?あれ?
ヨナがなぜ必要だったのか、よくわからない
リジンの兄(本当は血が繋がってない)に一目惚れ
もう、好き好き大好きを遠慮なく出してくる
困ったトラブルメーカーの人格
やっぱり、もう一回復習かな?
ところで、
私も御多分に洩れず
韓国ドラマにハマったのは「冬のソナタ」から
一生懸命追いかけたのは1年くらいで、
その後はマイペース。
何せ、新しいドラマが次々出るし
短くても20話あるので
面白いのだけど、追いかけるのは疲れてしまう
まあ、本もその時の話題の本とか
ベストセラーは読まない方で
話題のものを追いかけるのは苦手
牛(?)のように、ゆっくり反芻したいタチなんですね。
だから、気にいると同じドラマを何度も見る
本もそうですね
それと、男性俳優さんに惹かれて見始めても
気に入って何度も見るものは
女性が成長するドラマです
いくら主役の男性が好きな俳優さんでも、
相手役のヒロインが好きになれないと
そのドラマは途中で見るのをやめたり、
最後まで見ても
繰り返し見ることはないですね。
「冬のソナタ」も
もちろん主役のカン・ジュンサンはお気に入りのキャラクターですが、
それよりも初恋の相手チョン ・ユジンが好きでした。
ドラマのオープニング、
ユジンが走ってきて(遅刻しそう)
「サンヒョク〜!」と呼ぶ場面で
もう、堕ちました(苦笑)
あの、ハスキーな声に
でも、チェ・ジウさんが好きなんじゃなくて
あくまでもチョン ・ユジンが好きなんです。
ユジンは、お父さんを早く亡くして
幼い妹と母の3人暮らし
韓国・朝鮮半島は、儒教文化が色濃く残っているので
父親がいないというのは、
それだけで社会的弱者
女性の地位は、常に男性より下というのが普通
ユジンは、お父さんもいないし
男兄弟もいない
母親は小さな衣料品の店を営んで
娘たちを育ててる。
幼なじみのサンヒョクは、
ユジンのことがずっと好きなんですが
お父さんは現役の大学教授
だから、サンヒョクの母は
ユジンのことが気に入らないわけです。
朝鮮時代で言えば
大学教授は両班で、
商売をしているのは、
奴婢ではなくても
せいぜい平民か良くて中人
身分違い、という感覚が残っているんですね。たぶん
それでも、高校生のユジンは勉強もできて(数学が得意)
絵も上手。
美人でお金持ちのお嬢さんチェリンにも
気後れすることなく、というか結構気が強い
同じ、父がいないという傷を持つジュンサンとユジンは
互いに惹かれあっていくわけですが
ユジンがジュンサンを励ましているというか
背中を押されて父(ではないかと思っている人)に会いに行きます
「キルミーヒールミー」もそうですが、
男性が女性を守ると言っている場面が多いのですが、
実は、女性に励まされ、支えられていたり
慰められて共に成長する。
そういうお話が好きなんですね。私は。
だから、チェ・ジウさんが出ている他のドラマは
特に見てませんし、
四季シリーズの「秋の童話」は一回しか見てません。
「秋の童話」は、
さすがユン・ソクホ監督のドラマらしく
ロケが多く風景がとても美しい
けれど、主人公格の登場人物が皆んな死んでしまう。
死ぬことは、ダメではないけれど(人は必ず死ぬので)
何の希望も、光もない
ただ、かわいそうなヒロイン、主人公。
お涙頂戴、のストーリーは嫌いなんです。
ぺ・ヨンジュンさんは
過去作を一通り見ましたが、
「初恋」「愛の群像」「愛の挨拶」「ホテリアー」
まだ他にもあったかもしれませんが、
長いということもあるし、
好きなヒロインでないせいか
見返したものはほとんどないかなぁ。
映画も見に行きましたが、
「四月の雪」なんかは、主人公の名前も覚えてない💦
メガネを取るとカン・ジュンサンに見えてしまうし…
「スキャンダル」「太王四神紀」はさすがに時代物だったので
カン・ジュンサンに見えることはなかったですが。
ドラマや映画に出られなくなってからも
ぺ・ヨンジュンさんのファンの方の中には
ずっと復帰を待っている方もいるようですね。
さて、次は「被告人」を見るか
「キルミーヒールミー」の復習をするか
もう一度「医師ヨハン」を見るか
思案中です。
ああ、「知ってるワイフ」もありましたね。
しばらくチソンさんを追いかける日々が続きそうです。