8月6日は、広島の人にとって特別な日です。
今日、67回目の原爆の日をむかえます。
8時15分、広島の方向を向いて黙祷します。
先日、被爆体験を語り継ぐ人が少なくなっている、危機的状況だと新聞で読みました。
たしかに、認知症と癌を患っている父が覚えているかと言えば、たぶんNO。
広島市内が実家の父。
東京にいた父が急遽広島に戻り、降り立って街を見た時、
両親(私の祖父母)のことは、「これじゃあ、だめじゃ。」と絶句したそうです。
瀕死の二人を見つけ、数日間 隣で寝て見送ったそうです。
まだ、成人にも達していなかった父は、一人ぼっちになってしまいました。
もう、この話をしてくれたのも覚えていないかもしれません。
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