阪堺電車に乗って堺市観光に行ってきました~、の続きです。
さかい利晶の杜で国宝茶室「待庵」見学の後は、立礼茶席へ伺いました。
お点前も拝見させて頂きました。
本日のお点前は裏千家が担当。
日によって三千家が変わるそうです。
金ぴかのお茶椀
秀吉のカモ~ンもしっかり見えます。
こちらは古墳をかたどったお茶椀
正面には拝所の図柄
本日の主菓子は丸市菓子舗 薄紅葉
和菓子屋さんも月ごとに変わるそうです。
ちょうど私たちのグループだけでしたので、いろいろなお話も聞かせてもらい楽しいお茶席でした。
この日は雨模様でしたので、館内もゆっくりと見学させて頂きました。
堺市のジオラマ
1F 千利休茶の湯館
堺で生まれた千利休と茶の湯を知ることができる展示室だそうです。
大河ドラマでも度々登場する千利休とそれを取り巻く有名人たち。
乏しい知識でも知ってる人ばかり。
興味深く拝見しました。
2F 与謝野晶子記念館
晶子さんが生まれ育った駿河屋の店先を実物大で再現。
千利休も与謝野晶子も、なんとなく、常識的な範囲では知っていたのですが、
あらためて展示を見ていくと、へぇーと驚きの発見があったりして面白かったです。
さかい利晶の杜、茶室、展示、呈茶と見応え十分ですので、おススメです
さかい利晶の杜の裏手には千利休の屋敷跡があります。
千利休 屋敷跡
生涯をつづった石碑
ボランティアの方が利休の生涯を丁寧に説明して下さいました。
生家は、豪商のととや(お魚屋さん)だそうです。
椿の井戸
井戸は千利休が産湯として使ったと言われています。
そして、その井戸の屋形は因縁の大徳寺山門を利用して建てられたとか…
ボランティアさん曰く、生まれてから亡くなるまでがこちらにあるそうです。
ほう~、歴史のロマンですかね~
千利休屋敷跡の前には、さかい利晶の杜の壁面
茶の湯の窯を模したものだそうです。
そして、大きな道路を渡った所にある堺銘菓の芥子餅屋さんに行きました。
芥子餅と言えば…新大阪や伊丹空港でも買えますから、しいてこちらで行かなくても…
いえいえ、
ここ堺でしか買えない芥子餅屋さんがあると立礼席でお聞きしました。
芥子餅 本家 小嶋
新大阪や伊丹空港にある漢字違いの小島とは親戚ではないようです。
芥子餅と肉桂(ニッキ)餅
さすが創業1500何年の老舗和菓子屋さん、とても美味しかったです
肉桂餅は好きかどうかわからなかったので、少しだけ頂きましたが、
まぁ~美味しい
友人一同、「もっと買えば良かった~」
堺市歩き、まだまだ続きます。
それではまた~