先週の土曜日、阪急御影から少し歩いた所、甲南同窓会 平生記念館にて
兵庫支部の同窓生が「祈りを捧げる集い」を開かれ行ってきました。
はじめに、
「祈り・ヒロシマ」という題のプログラムで、原爆証言集の朗読がありました。
今まで少なからずも聞いてきた当時の惨状ですが、
朗読は、やはり心に直接響きます。
特に、母が中学生の我が子を探し回り、変わり果てた姿で見つけた証言集は胸が詰まります。
各所ですすり泣きが聞こえてきました。
母である方も多く、自分と置き換えて聞いてらしたのでしょう。
ティーブレイクを挟んで、
ドキュメンタリー上映 「聞こえるよ母さんの声が」
1979年に芸術祭大賞を受賞された作品で、
母親の胎内で被爆し原爆小頭症になった子を介助しなければならない家族の苦悩を描いています。
このドキュメンタリーを見て、知ってるつもりでも全く無知に近かったことを知らされました。
同窓生の人ともよく話すのですが、原爆の日について父も母もなかなか詳しくは語ってはくれません。
もっとちゃんと聞いておけばよかった。
亡くなってからそう思うのですが、でも、今生きていたとしても、やはり聞けない…
自分の家族からは、聞きづらいのです。
こうして次の世代に語り継ぐべく機会があり、参加できてよかったです。
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