この季節になると、「水無月」を求めてのお出かけも増えてきます。
デパートの和菓子売り場で求めると、さっと買って、
家に着くなり家人共々我先にと口の中に入れてしまい、ブログ用の写真を撮り忘れてしまいます。
食べ初めてはっと気が付くのですが、後の祭りです。
この日は、御池近くのお店、亀屋則克へ行ったので写真を撮らせていただきました。
御菓子司 亀屋則克
こちらのお店には、前々から行ってみたかったのですが、
とても入りにくくて、暖簾をくぐるのに勇気がいるのです。
常連さんしか行かれないのかしら? 一見さんはお断りとか?
でも、どうしても水無月が欲しかったので、勇気を振り絞って引戸を引きました。
「こんにちは。水無月をいただきたいのですが。」
ショウケースや和菓子の銘、お値段もありませんので、お声がけしてみました。
店内
写真を撮らせてもらうようお願いしましたら、
「散らかっておりますが、どうぞ」とのことでした。
ちょっとドキドキしましたが、丁寧な対応にほっとしました。
上生菓子は黒塗りの木箱に入っています。
浜土産、葛饅頭、葛焼きもあります。
銘菓 「浜土産/はまづと」
上り框に座って、包装を待ちます。
お干菓子も、いかにも涼やかな風で美味しそうです。
娘宅の分と我が家の分、同じように買って帰りました。
水無月は三種類
ほうじ茶と白、葛饅頭が私の分。
ほうじ茶の香りのいいことと言ったら、もうこの上なくシアワセ。
外郎もつるんとしているのではなく、むしろしっかりしてて、これも好みの味わい。
固めの小豆も甘過ぎず、水無月にはちょうどいい、と感激。
まだ食べたい。
やはり、もっと買えばよかった。来年まで待つなんて辛すぎる。
葛饅頭
こちらのお店では、もうすぐ終わるそうです。
え~~~、残念。
黒の水無月
こちらは夫の分、たった1個、てへ。
明日から久し振りに広島へ帰省しますので、
残念ながら、今年の水無月狂想曲はおしまいです。
次は七月、「葛焼き」もいただかなくては。
それではまた~
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