あやめな日々 in OSAKA

広島女学院同窓会大阪支部の活動をゆる~く報告&プライベートを気ままにひとりごと

映画「世界で一番美しい少年」をシネリーブル梅田で見ました~。

2022-02-20 15:36:42 | 楽しいこと

ブログ記事を始める前に。

前記事(パソコンが壊れてしまい再起不能)をお読みの方はすっとばしてくださいませ。

 

昨年末にパソコンが壊れてしまって、データ移行できないまま購入、設定。

あ~、パソコン素人シニアには酷です

なんとか出来たものの、ブログ用の写真ダウンロードと編集がうまくいかず意気消沈

パソコン開きたくない症候群を経て、少しずつ復活してきたところです。

それでも、待っていてくださる方も多少なりともおられ、ありがたや~

溜まっている記事から始めようと思いますので、少し前の記事ですがお許しを。

 

                     

 

昨年の12月、シネリーブル梅田「世界で一番美しい少年」を見てきました。

 

シネリーブル梅田にて

 

今から約50年前、

一大センセーションを巻き起こしたルキノ・ヴィスコンティ監督「ベニスに死す」

主役の少年、ビョルンソン・アンドレセンのその後のドキュメンタリーです。

私のように還暦を過ぎた多くの方には、

あの少年の美しさが、強烈な印象として残っているはずです。

当時、中学生だった私は、むしろ「ロミオとジュリエット」のリバイバルや

「小さな恋のメロディ」に夢中でした。

それでも、あの衝撃的な美は忘れられません。

ビョルンソン・アンドレセンという少年が美しかったのは確かなのですが、

監督ヴィスコンティの映像が素晴らしくて、さらに美しさを加速させたのでしょう。

映像も静止画も、どこを切り取っても、もう芸術です。

その美しい彼のその後の人生はどうなっていったのでしょうか?

映画のトレーラーを見たとき、現在の姿に衝撃を受けました。

年齢を重ねると、もちろん少年の頃のあのままではないのはわかっています。

みんなそうです。

でも、それにしても想像を超える変わりそうに、

いったいどのような過酷な運命が待ち受けていたのだろうと胸が痛くなりました。

映画は、「ベニスに死す」当時の映像を映しながら、

現在の彼の生活や心境を追っていきます。

彼女との喧嘩や映画の撮影シーンなど、日常も追っています。

ずっと断っていたというドキュメンタリー作製に同意したのは、

やっと「ベニスに死す」を思い返しても受け入れることができるようになったからでしょうね。

長い時間が必要だったのですね。

まだ中学生だった私には、美しい映像の後ろにある大人たちの思惑を全く考えたことがありませんでした。

青春の思い出の一つの答えを貰ったみたいです。

このドキュメンタリーを見られて良かったです。

それから、

衝撃を受けた現在の彼の姿ですが、

ドキュメンタリーの中では、

白髪が混じったロングヘアーにロングコートをたなびかせて颯爽と歩いく長身は、

なかなかカッコよかったです。

 

全国では、まだこれから上映する映画館もあるようです。

よろしければどうぞ。

それではまた~


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