入院記録 その2

2018年01月12日 | Weblog
・直径10センチの卵巣嚢腫、おそらくチョコレート嚢胞であろう
・がんの可能性は低いので手術法は腹腔鏡下切除術
・嚢腫からかわからないが少し血液が腹腔内に溜まっている
・内膜症が結構広がっているので、腸や子宮に癒着している可能性がある
・開けてみて癒着がひどかったら開腹手術に変更することもあり
・全身麻酔で手術時間は1時間半から2時間

母と二人で聞いたのはこのような説明だった

説明後、術着に着替えて圧迫タイツを履いて手術室へ
元気なのでもちろん歩いて向かいましたよ

名前をみんなで確認復唱して挨拶して開始
手術台に横になって「麻酔入りますよ~眠くなりますよ~」
の声を聞いた直後から記憶なし

次の記憶は名前を呼ばれてて何かの違和感で起きた
あ、寝ちゃった!(何やってたっけ?)と思っていたら
手術終わりましたからね~の声
そうか、手術したんだったと頭がだんだん起きてきたら、すごくお腹がいたい!

訴えて痛み止めを点滴で入れてもらい、ベッドで病室まで運んでもらって無事終了
終わったのを見届けて母は帰っていった
あと同僚も一緒に待っていてくれたらしい

酸素マスクとか付いたままだし管だらけ

足にはエコノミー症候群予防のためのポンプがついてるし
寝返りも打てないからこのまま寝た
痛み止めが効いて痛みはなくなったし麻酔の影響でボーっとしてたからか朝まで爆睡
途中、看護師さんが血圧計ったり点滴変えたりしに来たけどあんまり覚えてない

翌日昼からご飯は食べられるということで、こちらももれなく記録

絶食開けはやっぱりおかゆだった


さすがに丼一杯おかゆだと食べきれない!味付いてないし
お腹一杯過ぎて牛乳まで行かず

食べ終わったら看護師さんと一緒に立ってみてトイレまで歩いてみる
それができたらトイレにも自分で行けるし尿の管が抜ける!
とにかく管が邪魔なの!点滴は昼前に抜いてくれたけど尿の管とお腹のドレインが!
意外と普通に立って歩けたので尿の管は抜いてもらった
これでちょっとすっきり!

そして夕飯


痛いからあんまり食欲なかったけど、美味しいから食べた!
全体的にうちの病院のご飯は美味しいと思う(虫垂炎で入院してた時思った)
ただし、普通食のはなし。柔らかい物攻めの食事は時々わけわからないの出てきたからな
鰻の味のゼリーとか・・・

翌朝ご飯


おかずに対してご飯が多い
一晩で痛みはかなり軽減したから美味しく食べられました

昼ご飯


うどんなんて出るんだ!これ美味しかったよ
しかしうどんにバナナとか、炭水化物多すぎないのかな?

この日は医局の先生達がお見舞いに来てくれました

准教授からはこんな素敵なお花をいただきました!
いつもながらハイセンスでさすがです

夜ご飯


ブリ照りが病院で出るとはねー
この日はT君も夕方に来てくれて一緒にご飯を食べました
マイセンのカツサンドもちょっともらって、美味しかったな

昼ご飯食べた後にお腹のドレインがついに抜けた!
ぽっかり穴が開いてるのに、テープ一枚でふさいで終わり
処置はこれだけ?!ってびっくりした

直前まで結構な量の体液が溜まっていたけど、これを抜いたらその体液は
いったいどうなっちゃうの?
・・・人体の不思議

夕方の診察で経過も順調ということで、シャワーの許可が出たし
予定通り三泊四日で退院許可が出た!

本当は来週明けまで入院なんだけど、元気そうだしもう家帰りたいでしょ?
帰ってもいいけど仕事は水曜日からにしてね、と言われた
退院できるなら自宅療養はなんのその!

退院の日の朝は気持ちよく晴れていました

ここの病室は景色がよくないなあ

最後の病院食、朝ご飯


かりんとう揚げって何かと思ったらさつま揚げみたい

退院は土曜日だったから会計もせず
紙一枚で料金は○○万円くらいって書かれたものをもらっただけ
「くらい」ってなんてアバウトなんだ!

朝ご飯食べて自分の支度が終わったら勝手に帰ってよしって
これまた適当だなあ
家族全員で迎えに来てくれたので車で帰れました
お休みの日でよかったー

三泊四日の入院生活、これでおしまい!

というわけで12月はしばらく泳げなかったのです
これを理由にサボってたってのもありますけどね
その話はまた今度