今日は台風の余波で、九州北部は大雨の予報です。
一夜明けた えびのPAでは朝から雨模様でした。
11時が法要の始まりです。少し早いかもと思いながらPAを出ました。
カーナビは御船ICで降りて北へ向かって熊本城の近隣のお寺を案内していますが、
先日の指宿の案内で懲りて、熊本ICで南へ向かう事にしました。
お陰で無事 市内のお寺さんに時間前に着く事が出来ました。
1時間少々で法事は終わって、フェリーの出航時間に間に合うためお寺を出ました。
家人が 「もう一度お墓に行きたい」と言って来たので内心イライラしながらも
言われた通り、遅れを気にしながら寄って来ました。
これにて一連の用事は済み、本来は山口・広島・岡山と通って のんびりと帰る
つもりでいた処、大雨情報で予定が変わってしまいました。
新門司に近づくにつれて、雨は大粒に変わって 時折、見えにくくなったのです。
余裕をもって出たつもりが、フェリー乗り場に到着したのは4時30分ちょっと前。
なんとか船に乗れて帰りの道が開きました。
途中のSAでの食事 今夜の二段ベッド
二日の朝 自宅に戻った時の 走行距離=1.100㎞ となっていました。
昨夜は、枕崎から指宿の道をカーナビの案内違いにより 夜中の山道を何㎞も
走る羽目になりました。
どんどんと行き違いの出来ない山道を Uターンも出来ず進まざるを得ませんでした。
やっとの事で 何とかUターンして元の道に戻る事が出来ました。
『道の駅 いぶすき』で車中泊したのですが、この先の『指宿ミニキャンプ場』も
計画に入っていました。(昼間見れば 大草原のキャンプ場でした)
遠くに桜島 長崎鼻から開聞岳を 知林ヶ島
指宿ミニキャンプ場 白水館 長寿庵 黒豚カツ定食
数回訪問した指宿でしたが、一番最初は 先日他界した友とのツーリングで四国・
九州一周で訪問したのが初めての事でした。
二十歳を過ぎたころ、なけなしの金で買った中古の250ccオートバイでテントを
積んで走りました。 そんな懐かしい思い出の街を 今は金婚式を済ませた老夫婦が
訪れていました。
先ずは、魚見岳展望台に上って大潮の干潮時砂洲によって陸続きになると言う
『知林ヶ島』を見ました。波は寄っているのですが陸続きにはなっていませんでした。
知林ヶ島へ出るまでに 今はキャンプ地となっている広場は、昔は飛行場だったのでは。
長崎鼻もツーリングで立ち寄った景勝です。
新婚旅行で泊った『白水館』は、改築されて砂風呂が出来たようです。 日帰り入浴が
午後の3時半から出来ると言うので待って 入って見る事にしました。
家人は『元禄風呂』のたたずまい等 覚えているそうです。
日帰り入浴受付窓口で料金を聞くと 「お二人で 9.880円です」 「エーッ??ハイ!」
財布を開けると そこには 9.000円が入っているのみでした。「如何されます?」
家人が車に戻ってお金を持ってきました。 びっくりしながらでも 10.000札を出しました。
二人で5.000円も出せば十分だろうと思っていたのが 何と何と・・(日本一の入浴料だろう)
「入ったからには元を取らねば・・」と思っても 我が身体は一つ。残念!!
白水館を出てから、鹿児島は最後かもと 『黒豚』を食べたく店を捜すと指宿駅裏に
『長寿庵』と言う名店が有ると言う。
二人揃って『黒豚カツ定食』を注文して食べると、カツの何と柔らかい事か。
夕刻、指宿スカイラインから九州道に入り、えびのPAで最後の車中泊で一夜を過ごしました。
明日は、義母の七回忌の法事です。
朝方、少し強めの雨が降っていた様です。
元家の庭先から 家人懐かしの駅 なぎさの湯 同 露天風呂から
枕崎駅のシンボル 近くの枕崎港 びんた定食 刺身定食
昨日とは打って変わって 秋晴れに恵まれました。
九州道の人吉ICを出て、カーナビを頼りに元家に近づいて行きました。しかしながら
2度ほど行った私には、全く 何処も同じように見えて家を見つける事は出来ませんでした。
やっとの事で、歩いておられた地元の方に聞いて家を見つける事が出来ました。(30分要した)
1時間ほど お邪魔して人吉ICから鹿児島方面へ走りました。
指宿スカイライン途中から枕崎方面走りへ最南端の駅に着きました。
『カツオの町 枕崎』に着いて、長年の希望が叶えられました。
指宿には4度・5度と訪問していましたが、枕崎に寄ろうと思っても いつも同伴者が居て
立ち寄る事が出来ませんでした。
観光案内所で、「カツオ料理のお店を探しているのですが・・・」と尋ねると、丁寧に
2・3軒の料理店を教えていただきました。しかし、いづれの店も5時・6時開店と言う
事で、暫しの間 待つ事にしました。
『なぎさの湯』の露天風呂で沈む夕日を見ながらの入浴は至福の極みでした。
6時を少し過ぎたころ、教えてもらったお店の一軒 カツオ料理店『なにわ』に入りました。
私は、刺身定食 家人は、ビンタ料理(兜煮のこと)でカツオのコース料理に満足しました。
食事を食べ終わったのは、午後の7時過ぎでした。 今晩の宿泊地は指宿です。
『指宿キャンプ場』か『道の駅 いぶすき』です。
真っ黒な国道を40㎞超走るのです。 池田湖の周りを回っているだろうと思いながら指宿へ。
一度は10数㎞をナビのミスにより無駄足を踏み、恐ろしい山道を走らされました。
『道の駅 いぶすき』の案内板を発見した時は、久々に感動しました。
午後4時半ごろ、泉大津の阪九フェリー乗船口に着き、手続き後 5時半に
乗船しました。
スタンダードシングルの部屋を取り、20人(?)用の部屋に入って見ると
後から乗船客は来ず、私たち夫婦二人きりの部屋になっていました。
二段ベッドの上下に別れての船旅となりました。
しかし、知ったばかりの友人の旅立ちを思うと、まんじりとも出来ない一晩と
なりました。
二段ベッドは二人のみ 時折止まった道の駅 一般道を走る
29日は早朝6時に新門司港に着きました。
高速で熊本市内に行ったら2時間少々で着いてしまいます。
お墓に寄って、花を供えるにしても 花屋さんも開いていない状況です。よって
下道を通って、熊本市内まで走る事としました。
昼前に市内に着き、墓参りを済ませ 今は空き家となった親の家にも寄りました。
明日は、人吉市の家人の父方の実家に行くと言うので 早めに市内のビジネスホテル
に入り、運転の疲れを取りました。