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「あなたにだけは知っていて欲しいと思って」と、ダン友のK子さんから電話があった。常日頃、週一通っているカーブスでの体力検査では、実年齢より12歳も若いと言われていると、自慢していたK子さん。声の張は今までと変わらなく、いつもの噂話などだろうと思いながら電話に出た。
K子さんの電話での内容は、思いがけないことであった。
「先日の夜、背中と脇腹が痛みだして、我慢できない程だったの。息子に救急車を呼んでもらって、県北のM病院へ行ったのよ。そのまま検査入院するとなって、調べてもらったの。すい臓ガンだって。どういうことかは分からないけど、手術は出来ないから、薬で治療すると言われた。カラオケは大丈夫ですって。ダンスは、う~ん、体調みながら踊っても良さそうなの。でね、あちらこちらのホールの予約を全部キャンセルしたわ」
私は、何とも言いようが無かった。とにかく、体調を崩さないようにと念を押した。
私の周りにもがん患者は数人いる。乳ガンで乳房の全摘手術をした人、同じ乳ガンでも部分的な手術をした人。どの人も、手術前後の薬物治療は必須のようで、その副作用に悩まされ続けている人が大半。ある人は、自分のガンは種類としたなら悪い方で、3年くらいした後で再発しやすいと言われている。仕方ないので、再発したなら、また頑張って治療するわ。と、覚悟を決めている人もいる。
私は幸いとして、老化現象に戸惑いながらも、毎日を平穏に暮らせている。もし自分がガン患者となったなら、どうするか? 今のところ、誰にも漏らさずに痛み止めの投薬を手に入れて過ごすかもしれない。良い人生だったと思えるようにしたいものだ。
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